本章では、トラック運転者は貨物輸送を支える社会的な 使命を背負っているとともに、トラックの引き起こす事故 は社会に大きな影響を与えることを整理し、安全運行の心 構えを整理しています。 指導においては、トラックの運転が社会や他の運転者に 及ぼす影響の大きさ等について説明し、模範となる安全運 行を行うことが運転者の使命であることを意識させること が大切です。
本章では、運転者がトラックの運転の安全を確保するた めに守るべき交通ルールや安全確認の方法などについて整 理しています。 指導においては、トラック運転者が守るべきルール等に ついて説明するとともに、逸脱した運転方法による交通事 故の実例を説明し、危険な運転についてのリスクを確認す ることが重要です。
本章では、トラックの構造とその特性、また特性に応じ た安全運行上の留意点などについて整理しています。 指導においては、トラックの構造や特性に応じた運転が 必要であること、各車両の留意点について説明するととも に、トラックの特性がどのような事故につながるのかなど を具体的に示すことが大切です
本章では、偏荷重や運行中の荷崩れなどが生じないよう、 貨物の積載方法、貨物の固縛方法などについて整理してい ます。 指導においては、偏荷重等を生じないための適正な積載 方法の徹底を伝えるとともに、偏荷重等による事故事例な どを挙げて、偏荷重や荷崩れが車両に与える影響について 構造的に理解を深めることが大切です。
本章では、過積載による危険性、運転者に対する罰則、 過積載防止のための配慮事項などを整理しています。 指導においては、過積載が引き起こす交通事故の実例に より、運転者に危険性の理解を促すとともに、過積載を防 止するために、運転者だけでなく、事業者や運行管理者に 何が求められているのかなども周知することが大切です。
本章では、消防法等に基づく危険物の性状について整理 するとともに、危険物を運搬する場合の基本的な留意事項 などについて整理しています。 指導においては、危険物の性状とともに、取扱方法、積 載方法、運搬方法の留意点について理解を深め、運搬中に 危険物が飛散、漏洩した場合にどのような事故につながる のかなどを確認することが大切です。
本章では、輸送経路となる道路についての情報をあらか じめ把握することの重要性、情報を踏まえた安全運行のた めの留意点を整理するとともに、許可運送における経路選 択の方法や安全運行のための留意点について整理していま す。 指導においては、事故やヒヤリハットの事例をもとに、 運行経路の事前情報収集の重要性の高さを伝えるととも に、許可運送について解説することが重要です。
本章では、道路状況が運転に与える影響を整理するとと もに、トラックの運転に関して生じるさまざまな危険につ いて整理しています。 指導においては、危険予知訓練の手法を用いて、危険の 予測及び回避の方法を根付かせるとともに、必要な技能を 習得させていくことが重要です。
本章では、個々の運転者の自らの運転行動の特性の把握 の方法、これを把握した上での安全運転への配慮の方法な どについて整理しています。 指導においては、実際の適性診断結果を用いて、個々の 運転者に自己の運転行動の特性を自覚させ、これを理解し た上で安全運転指導を行っていくことが必要です。