Udemyの手数料は高すぎる?講師が知るべき収益構造と、手数料を抑えて動画を売る方法

Udemyでオンラインコースを公開している講師の方にお聞きしたいことがあります。

売上レポートを見て、「あれ、思ったより手元に残らないな」と感じたことはありませんか?

コース価格を20,000円に設定したのに、Udemyのセールで1,800円に値下げされ、そのうちプラットフォーム手数料63%が引かれて、講師の取り分は約666円。20,000円のコースを作ったのに、手元に残るのは666円──。

Udemyのプラットフォームとしての集客力は確かにあります。コースを公開するだけで受講生が集まる仕組みは、無名の講師にとって心強い存在です。

しかし、コースが増え、レビューが積み上がり、SNSやブログでの発信を通じてファンがついてきた段階で、「この手数料構造のまま続けていいのだろうか?」と立ち止まるのは自然なことでしょう。

この記事では、Udemyの手数料体系を正確に整理したうえで、「なぜ講師の手元に残りにくいのか」の構造的な理由を解説します。そして、Udemyを活用しながら手数料を抑えて動画を販売する方法を紹介します。


Udemyの手数料体系を正確に理解する

Udemyの手数料を語るとき、もっとも重要なのは「販売経路によって講師の取り分がまったく違う」という事実です。

ひとくちに「Udemyの手数料」と言っても、売上がどの経路で発生したかによって、講師が受け取れる金額は大きく変わります。

経路①:講師自身のプロモーション経由 → 講師の取り分97%

講師が自分のブログやSNS、メルマガなどから専用のクーポンリンクを使って集客し、そのリンク経由でコースが購入された場合、講師の取り分は売上の97%です。Udemy側の取り分はわずか3%。

この数字だけを見れば、Udemyは非常に良心的なプラットフォームに見えます。

経路②:Udemyプラットフォーム経由 → 講師の取り分37%

受講生がUdemyのサイト内で検索してコースを見つけた場合、あるいはUdemyが出稿している広告経由で購入された場合は、講師の取り分は37%です。63%がUdemy側の取り分になります。

多くの講師にとって、売上の大半はこの経路で発生します。自分で集客できるだけのSNSフォロワーやメルマガリストを持っている講師は少数派であり、ほとんどの売上はUdemyの集客力に依存しているのが実態です。

経路③:Personal Plan(サブスクリプション)経由 → 講師の取り分は約15%

近年、Udemyはサブスクリプションモデル「Personal Plan」を積極的に推進しています。受講生が月額定額で複数のコースを視聴できるサービスです。

このサブスク経由で視聴された場合、講師の取り分は約15%まで下がります。Udemy全体の売上に占めるサブスク経由の割合は年々増加しており、海外の講師コミュニティでは「サブスク移行で収益が半減した」という報告も上がっています。

実際の手取りを計算してみる

ここで、具体的な数字を見てみましょう。

コース価格20,000円のコースが、Udemyのプラットフォーム経由(セール価格1,800円)で売れた場合を計算します。

Udemyはアメリカの企業なので、売上は一度ドルに換算されます。また、消費税(内税)やアプリ決済手数料(iOS/Android経由の場合は30%)が先に差し引かれたうえで、収益分配が計算されます。

セール価格1,800円で、アプリ経由ではなくWeb経由で購入された場合でも、消費税控除後の正味金額に対して37%が講師の取り分となるため、手元に残るのはおよそ500〜660円程度です。

仮にアプリ経由で購入されていた場合はさらにApple/Googleの30%が差し引かれるため、講師の手取りはさらに少なくなります。

20,000円のコースを作ったのに、1回の販売で手元に残るのが500〜660円。これが「Udemyの手数料が高い」と感じる講師が多い根本的な理由です。


Udemyで「思ったより稼げない」3つの構造的な理由

手数料率だけを見ると、自己プロモーション経由の3%は破格ですし、プラットフォーム経由の63%も「集客してもらっている対価」として理解できなくはありません。

しかし問題は、Udemyの仕組み全体を見たときに、講師の手取りが構造的に低くなりやすい設計になっていることです。

理由①:価格決定権が実質的にない

Udemyのセールは、もはや常態です。年間を通じて頻繁にセールが行われ、通常価格20,000円のコースが1,200〜1,800円で販売されることが日常的に起きています。

講師は管理画面で価格を設定できますが、Udemy Dealsプログラム(多くの講師がデフォルトで参加している)に参加していると、プラットフォーム側がセール価格を決定します。

受講生の間では「Udemyはセールで買うもの」という認識が定着しており、定価で購入する人はごくわずかです。つまり、講師がいくらコース価格を高く設定しても、実際の販売価格はUdemy側がコントロールしているのと同じ状態になっています。

これは、Udemyが「安く買える学習プラットフォーム」としてブランディングしてきた結果です。受講生にとっては嬉しい仕組みですが、講師にとっては「自分のコンテンツの価値を自分で決められない」という深刻な問題になります。

理由②:サブスクリプションモデルへの移行が加速している

UdemyのPersonal Planは、受講生にとっては月額定額で学び放題の便利なサービスです。しかし講師にとっては、1コースあたりの収益が大幅に薄まることを意味します。

サブスク経由の講師の取り分は約15%。視聴時間に応じた按分計算になるため、短いコースやスキップされやすいコースはさらに収益が下がります。

Udemyがサブスクリプションモデルを推進するのはビジネスとして合理的ですが、既存の講師にとっては「後からルールが変わった」ように感じる側面があります。

理由③:顧客との直接的な関係が築けない

Udemyでは、受講生のメールアドレスを講師が取得することはできません。コミュニケーション手段はUdemy内のメッセージ機能やQ&Aセクションに限られます。

つまり、受講生はあくまで「Udemyのユーザー」であって、「あなたの顧客」ではない。

別のコースを出したときに直接案内を送ることも、メルマガで関係を深めることも、外部の高額サービスに誘導することも、プラットフォームの仕組み上、制限されています。

ココナラやストアカと同じ構造です。マーケットプレイス型のプラットフォームは、集客力と引き換えに、顧客との関係をプラットフォームが握る。講師はコンテンツを提供する側でありながら、ビジネスの主導権を持てないのです。


Udemyの手数料を他のプラットフォームと比較する

Udemyの手数料構造がわかったところで、他のプラットフォームと比較してみましょう。

マーケットプレイス型(集客力があるが手数料が高い):

Udemyのプラットフォーム経由の場合、講師の取り分は37%(手数料63%)。ストアカのオンライン講座は手数料が最大30%。ココナラは22%。いずれも「プラットフォームが集客してくれる代わりに、売上の大きな割合を持っていく」モデルです。

自社ショップ型(集客は自力だが手数料が低い):

フィルミーは手数料が売上の20%+決済手数料(クレジットカードで3.25%)。月額費用は無料から。Teachableは手数料5〜10%で月額$39〜。

マーケットプレイス型と自社ショップ型の最大の違いは、手数料率だけではありません。自社ショップ型では、価格設定の自由度、顧客情報の取得、リピーター施策の実施など、ビジネスの主導権を講師自身が持てるかどうかが根本的に変わります。


「Udemyをやめるべき」ではない──併用という選択肢

ここで強調しておきたいのは、「Udemyをやめましょう」と言いたいわけではないということです。

Udemyは「集客装置」としては依然として強力です。5,700万人以上が利用するプラットフォームにコースを公開するだけで、世界中の受講生にリーチできる可能性がある。テレビCMやリスティング広告にUdemyが投資してくれているおかげで、無名の講師でもコースが売れるチャンスがある。

この集客力を手放すのはもったいない。

問題なのは、Udemyだけに収益を依存することです。価格はUdemyが決める。手数料率もUdemyが決める。サブスクへの移行もUdemyが推進する。顧客情報もUdemyが握っている。収益に関わるあらゆる要素がプラットフォーム側にコントロールされている状態は、ビジネスとしてリスクが高い。

理想的なのは、「Udemyで認知を獲得しながら、自分のショップで本命のコースを販売する」という二段構えの体制を築くことです。

具体的な併用パターン

パターン1:Udemyに入門編、自分のショップに本編

Udemyには入門編やダイジェスト版のコースを出す。受講生はセール価格で気軽に購入でき、あなたの教え方やコンテンツの質を知ることができる。気に入った受講生は、プロフィールやコース内の説明文に記載された自分のサイトURLから、本編や上級コースを購入してくれる。

パターン2:Udemyで無料コース、自分のショップで有料コース

Udemyに無料コースを公開してリード獲得のツールにする。無料コース内で「さらに学びたい方はこちら」と自分のショップに誘導する。

パターン3:Udemyで単発コース、自分のショップで月額制スクール

Udemyでは単発のコースを販売しつつ、継続的な学びを求める受講生には、自分のショップで月額制のオンラインスクールを提供する。月額制はUdemyの仕組みでは実現しにくいが、自分のショップなら柔軟に設計できる。

いずれのパターンでも、Udemyは「最初の接点」として活用し、収益の最大化は自分のショップで行う。この使い分けが、Udemyの集客力と自分のショップの利益率の両方を活かす戦略です。


フィルミーなら手数料を抑えて「自分のショップ」が持てる

自分のショップで動画を販売するプラットフォームはいくつかありますが、「Udemyの手数料が高い」と感じている講師にはフィルミー(Filmuy)が適しています。

初期費用・月額費用がゼロ

フィルミーは完全成果報酬型です。動画が売れたときにだけ手数料がかかり、ショップの開設や維持に費用はかかりません。Udemyと同様に「リスクゼロで始められる」プラットフォームです。

手数料はUdemyより大幅に低い

フィルミーの手数料は、売上の20%(税別)+決済手数料(クレジットカードで3.25%、PayPalで3.6%、Amazon Payで4.5%)です。

Udemyのプラットフォーム経由(講師取り分37%=手数料63%)と比べると、手数料率の差は歴然です。

手取り金額を具体的に比較する

5,000円のコースを月に30本販売した場合で比較してみましょう。

Udemyの場合(プラットフォーム経由、セール価格1,800円):

セール価格1,800円 × 講師取り分37% = 約666円/本。月30本で約19,980円。

ただし、これは消費税やアプリ手数料を考慮しない単純計算です。実際にはiOS/Android経由の購入やサブスク経由の視聴が混在するため、手取りはさらに少なくなる可能性があります。

フィルミーの場合(自分で価格を5,000円に設定):

5,000円 − 手数料20%(税込22%)= 1,100円 − 決済手数料3.25%(162.5円)= 手取り約3,738円/本。月30本で約112,125円。

同じ内容のコースを、同じ数だけ販売しても、手元に残る金額はフィルミーのほうが約5.6倍になります。

もちろん、Udemyにはプラットフォームの集客力があり、フィルミーでは自力で集客する必要があります。この差を埋めるのがSNSやブログ、メルマガなどの自己集客力であり、Udemyとの併用戦略です。

価格設定が完全に自由

Udemyにはコース価格の上限(24,000円)があり、かつセールで価格が下がることが常態化しています。フィルミーにはそのような制限はありません。

50,000円の専門コースも、3,000円のミニ講座も、あなたが決めた価格でそのまま販売できます。

販売方法が柔軟

フィルミーでは、単品販売、セット販売、レンタル販売、ダウンロード販売、月額制のサブスクリプション販売を自由に組み合わせることができます。

これはUdemyにはない大きな強みです。Udemyでは基本的に「買い切り型」のコース販売のみですが、フィルミーなら以下のような売り方が可能です。

  • 入門コース(全5回)をセット販売で10,000円
  • 毎月の最新事例解説を月額サブスクで2,000円/月
  • 過去のウェビナー録画をレンタル販売で1,000円(7日間視聴可能)
  • 実践ワークシート付き上級コースを30,000円で単品販売

コンテンツの性質に合わせて最適な売り方を選べることで、受講生の満足度も上がり、結果として収益も最大化できます。

顧客情報を取得してリピーターを育てられる

Udemyでは受講生のメールアドレスを取得できません。フィルミーでは購入者の情報を管理でき、メルマガ配信機能を使って新しいコースの案内やキャンペーン情報を直接届けることができます。

「一度買ってくれた受講生に、次のコースを直接案内できる」

これは地味に見えて、ビジネスの成長にとって決定的に重要な要素です。リピーターの存在は、新規獲得に比べてはるかに低いコストで売上を生みます。Udemyの仕組みではこれが実現できないのです。


Udemyからフィルミーへの「はじめの一歩」

最後に、具体的にどう始めるかをまとめます。

ステップ1:フィルミーでショップを開設する

filmuy.com からメールアドレスとパスワードを入力するだけで登録できます。動画を1本以上アップロードして申請すれば、最短1日でショップが公開されます。費用はゼロです。

ステップ2:Udemyの既存コースから「切り出し」てコンテンツを作る

Udemyに公開しているコースと同じ内容をそのまま出す必要はありません。むしろ、Udemyにはない付加価値をつけたコースを作るのが効果的です。

たとえば、Udemyの入門コースの「上級編」「実践編」をフィルミーで販売する。Udemyでは出せない高単価の少人数向けコースを作る。Udemyのコース内容を再編集して、セット販売やサブスクに適した形に整え直す。

ステップ3:Udemyのプロフィールやコース説明文から自分のサイトへ誘導する

Udemyの講師プロフィール欄やコース説明文には、外部サイトのURLを記載することができます。ここに自分のフィルミーショップのURLを掲載しましょう。

コース内のレクチャーでも、「さらに深く学びたい方は私のオンラインスクールをご覧ください」といった案内を入れることができます。

ステップ4:SNSとブログで自分のショップを育てる

Udemyに依存しない集客力を徐々に築いていくことが、長期的な収益安定の鍵です。ブログでの情報発信、SNSでのフォロワー獲得、メルマガリストの構築。これらの資産はプラットフォームに左右されません。

自分で集客した受講生は、自分のショップで購入してもらう。Udemyの97%プロモーション経路を使う手もありますが、フィルミーのほうが手数料が低い場合はフィルミーに誘導するほうが合理的です。


まとめ

Udemyは、オンライン講座の世界に個人が参入するための優れた入口です。コースを公開するだけで受講生が集まる仕組みは、無名の講師にとって大きな価値があります。その集客力は否定しません。

しかし、コースが増え、レビューが積み上がり、ファンが生まれてきた段階で、Udemyだけに収益を依存し続けるのはリスクが高い選択です。

Udemyのプラットフォーム経由では手数料63%。サブスク経由では約85%。セールで価格はコントロールされ、顧客情報は取得できない。講師が築き上げたコンテンツの価値が、プラットフォームの仕組みによって薄められている。

「Udemyの集客力」と「自分のショップの利益率」──この両方を活かす併用戦略が、Udemy講師にとってもっとも現実的な収益最大化の方法です。

フィルミーなら、初期費用ゼロ、月額費用ゼロで、自分専用の動画販売ショップを開設できます。手数料は売上の20%+決済手数料のみ。価格設定は自由。顧客情報の取得もメルマガ配信も可能。月額制のオンラインスクールも、セット販売も、レンタル販売も、ひとつのショップで実現できます。

Udemyで培った実績を、次の収益の柱に変えてみませんか。

──
フィルミー(Filmuy)
https://filmuy.com


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