「自分のスキルや知識を動画講座にして販売してみたい」──そう考える個人クリエイターや講師が増えています。しかし、いざオンラインスクールを始めようとすると、プラットフォーム選びで迷う方が多いのではないでしょうか。
Udemy、Teachable、ストアカ……名前を聞いたことがあるサービスはいくつかあっても、「個人が」「小さく始める」という観点で本当に最適なのはどれなのか。この記事では、主要なプラットフォームを「初期コスト」「手数料」「自由度」「日本語対応」「運営負荷」の5つの軸で比較し、個人に最適な選択肢を探ります。
オンライン講座プラットフォームの2つのタイプ
まず前提として、オンライン講座のプラットフォームは大きく2つのタイプに分かれます。
マーケットプレイス型は、Udemyやストアカのようにプラットフォームそのものに受講者が集まっているタイプです。自分で集客しなくてもプラットフォーム内で講座を見つけてもらえる可能性がある反面、価格設定の自由度が低く、手数料が高くなる傾向があります。
自社ショップ型は、自分専用の動画販売サイト(ショップ)を構築するタイプです。Teachable、Kajabi、そして今回注目するフィルミー(Filmuy)がこちらに該当します。価格設定やブランディングの自由度が高い一方、集客は基本的に自分で行う必要があります。
個人がオンラインスクールとして運営していく場合、SNSやブログなど自分の発信チャネルをすでに持っている(または育てる意思がある)なら、自社ショップ型のほうが長期的に有利です。手数料構造が合理的で、受講者との関係を自分でコントロールできるからです。
主要プラットフォーム比較
Udemy──知名度は圧倒的、でも個人講師に厳しくなっている
Udemyは世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、受講者数は8,000万人を超えます。講座を出すだけで膨大なユーザーにリーチできるのが最大の強みです。
ただし、個人が「自分のオンラインスクール」として運営するには注意点があります。講師が自分で集客した場合は売上の97%が手元に残りますが、Udemy内の検索や広告経由で売れた場合の講師取り分は37%にとどまります。さらに近年はサブスクリプション型(Personal Plan)の推進が進んでおり、サブスク経由での講師への還元率はさらに低くなっています。
また、Udemyは頻繁にセールを実施するため、自分の講座が意図しない安価で販売される場合があります。価格のコントロールが効かないことは、「自分のスクール」を運営したい個人にとっては大きなデメリットです。
管理画面に英語が混在する点も、日本語のみで運営したい方にはハードルになります。
Teachable / Kajabi──高機能だが英語前提・月額が高い
TeachableやKajabiは、海外で人気の自社構築型プラットフォームです。LPの作成、メール配信、ファネル構築など高機能な点が魅力で、マーケティングを本格的に行いたい中〜上級者には魅力的な選択肢です。
しかし、管理画面・サポートがすべて英語である点が大きな壁です。日本語の講座を日本の受講者に販売する場合、決済まわりやサポート対応に不安が残ります。
料金面でも、Teachableは無料プランがあるものの実用的な機能を使うには月額39ドル〜、Kajabiに至っては最安プランで月額149ドルからと、「まず試してみたい」個人にとってはハードルが高い設定です。
ストアカ──リアルタイム講座向き、動画販売には不向き
ストアカは国内最大級のスキルシェアサービスで、登録者数は約69万人。日本語完全対応で、集客力がある点は魅力です。
ただしストアカの主力はリアルタイムのオンライン講座や対面レッスンです。録画した動画講座を「アーカイブ販売」して継続的に収益を得るスタイルには向いていません。オンラインスクールとして「動画を資産化して販売し続ける」モデルを考えている場合、ストアカは選択肢から外れます。
フィルミー(Filmuy)──個人が「動画で稼ぐ」最短ルート
フィルミーは、日本発の動画販売プラットフォームです。「動画販売ショップ」を個人が簡単に開設できるサービスで、講座・セミナー・レッスン動画など幅広いジャンルに対応しています。
個人がオンラインスクールを始める上で、フィルミーが特に優れている点を整理します。
初期費用ゼロ、月額費用ゼロで始められる。
フィルミーは4GBまで完全無料で利用可能です。メールアドレスを登録し、動画を1本アップロードして申請するだけでショップが開設できます。動画が売れるまで一切費用がかからないため、「まずは1本出してみて反応を見たい」という段階でもリスクなく始められます。
手数料は売上の20%。月額固定費がないぶん、売れなかった月の負担がゼロ。
TeachableやKajabiのように「売上がなくても月額数千〜数万円がかかる」ということがありません。売れたときだけ手数料が発生する完全成果報酬型なので、副業や小規模スタートとの相性が抜群です。
たとえば月額500円のサブスクで20名の受講者がいた場合、手数料と決済手数料を差し引いても毎月約7,000円が手元に残ります(クレジットカード決済の場合)。月額固定費がかかるサービスではこの売上規模だと赤字になりかねませんが、フィルミーなら確実にプラスです。
販売方式が柔軟。
月額見放題(サブスクリプション)、個別レンタル販売、ダウンロード販売、セット販売など、複数の販売方式を自由に組み合わせられます。「入門編は単品で、応用編はセットで、全コースまとめて月額見放題」といった設計が可能です。価格も最大10万円まで設定でき、高単価の専門講座にも対応します。
決済手段が充実。
クレジットカード、PayPal、Amazon Pay、Apple Payに対応。高額講座でも受講者が安心して購入できる環境が整っています。
カスタマーサポートをフィルミーが代行。
「動画が見られない」といった受講者からのテクニカルな問い合わせは、フィルミー側がメールで対応してくれます。個人運営にとって、この負荷軽減は非常に大きいポイントです。講師はコンテンツ制作に集中できます。
日本語完全対応。
管理画面、決済画面、サポートまですべて日本語。海外サービスのように英語でつまずくことがありません。
Zoomのアーカイブをそのまま販売できる。
すでにZoomでセミナーや講座を開催している方は、その録画データをアップロードするだけで即座に有料販売を開始できます。新たに撮影・編集する手間がかかりません。
コミュニティ機能・投げ銭にも対応。
受講者が講師にメッセージや質問を送れる機能があり、投げ銭(応援)を受け取ることもできます。受講者との関係構築に役立つ機能です。
比較まとめ
| 比較項目 | Udemy | Teachable | ストアカ | フィルミー |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 無料 | 無料〜 | 無料 | 無料 |
| 月額費用 | 無料 | $39〜/月 | 無料 | 無料(4GBまで) |
| 販売手数料 | 3%〜63% | 0%〜5% | 10%〜30% | 20% |
| 固定費リスク | なし | あり(月額制) | なし | なし |
| 価格設定の自由度 | 低い(セールあり) | 高い | 中程度 | 高い |
| 動画アーカイブ販売 | ○ | ○ | △ | ○ |
| サブスク販売 | × | ○ | × | ○ |
| 日本語対応 | △(管理画面に英語混在) | ×(英語のみ) | ○ | ○(完全対応) |
| 受講者サポート代行 | × | × | × | ○ |
| 集客力 | ◎ | × | ○ | △ |
集客力ではUdemyやストアカに軍配が上がりますが、それ以外のほぼすべての項目で、個人が「自分のオンラインスクールを持つ」という目的にはフィルミーが最もバランスの取れた選択肢です。
どんな人にフィルミーが向いているか
フィルミーは、次のような方に特に向いています。
SNSやブログなど、自分の発信チャネルを持っている方。フィルミーはマーケットプレイスではないため、集客は自力で行う必要がありますが、逆に言えばすでにフォロワーやメルマガ読者がいる方にとっては、手数料の安さと自由度の高さが大きなメリットになります。
まずは小さく始めたい方。月額固定費ゼロで、動画が売れたときだけ手数料が発生する構造は、「副業として試してみたい」「まだ受講者がいるかわからない」という段階でも安心です。
Zoomセミナーをすでに開催している方。録画データをアップロードするだけですぐに販売を始められます。コンテンツがすでにあるなら、最短1日でオンラインスクールが開設できます。
テクニカルサポートに手が回らない方。受講者からの「再生できない」「ログインできない」といった問い合わせをフィルミーが代行してくれるのは、一人で運営する個人にとって大きな安心材料です。
容量が増えてきたら有料プランへ
無料プランは4GBまでですが、講座数が増えてきたら有料プランに移行できます。20GBで月額2,200円、50GBで月額5,500円、100GBで月額11,000円と、段階的にスケールアップできる料金設計です。手数料率は有料プランでも変わらず20%。加えて、Google Analytics連携やフィルミーロゴの非表示といった機能が使えるようになります。
まとめ
オンラインスクールのプラットフォーム選びにおいて、「個人が」「リスクなく」「日本語で」「動画講座を販売する」という条件で比較すると、フィルミーは非常に合理的な選択肢です。
初期費用・月額費用ゼロで始められる手軽さ。売れたときだけ発生する20%の成果報酬型手数料。サブスク・レンタル・ダウンロードを組み合わせられる柔軟な販売方式。そして受講者サポートの代行。これらが揃ったプラットフォームは、他にほとんどありません。
「いつかオンラインスクールを始めたい」と思っているなら、まずはフィルミーで動画を1本アップロードするところから始めてみてはいかがでしょうか。
▶ フィルミー公式サイト:https://filmuy.com/


