都立中・公立中高一貫校
作文対策の初歩
よくある伸びない対策方法
#都立中
#公立中高一貫校
#作文の書き方
#小論文の書き方
<原稿>
こんにちは、ぽこにょりライブです。
今回のテーマは、『都立中・公立中高一貫校|作文対策の初歩|よくある伸びない対策方法』です。それでは、内容に入っていきましょう。
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今回ご紹介する『よくある伸びない対策方法』は、次の3つです。
成長している実感がわかない
添削サービスで2~3回書き直すだけ
ほとんど意味のない添削コメント
それぞれ、人生のかかっている受験対策としては、不十分であることは、イメージしやすそうですね。具体的に見てみましょう。
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まず1つ目、『成長している実感がわかない』ような対策方法です。
算数なんかだと、成長は比較的実感しやすいです。「今日は〇〇が解けるようになった」と言う感じで、成長が実感できます。
他の科目だと、なかなかそうはいかない。国語・理科・社会・英語なんかは、コツコツ頑張っているだけで、『成長をしっかり実感できる機会』は多くないはずなんです。勉強って、そういうものなので、粘り強く続けることが大切なんです。
でも、「だから、成長している実感がわかなくていいんだ」という考えは間違いです。大切なことは、『技術の改善』に取り組めているかどうかなんです。もっと具体的に見てみましょう。
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『コツコツ頑張っている』といっても、頑張り方は様々です。『オムレツ作り』で考えてみましょう。
実は、私はずっと、オムレツ作りに憧れていたんですけど、全然上手に作れるようになりませんでした。それはそのはず、『週に1~2回、気が向いたときに作る』ぐらいの熱意だったので、そりゃ、なかなか上手くならないんです。そのうち、作るのも辞めてしまいました。
でも、あるホテルで、目の前でオムレツを作ってもらえるサービスを受けて、「上手にオムレツを作れるようになりたい!」という熱量が一気に高まりました。
卵を30個ぐらい買ってきて、とりあえず1日目は、1時間ぐらいの間に、8つぐらいオムレツを作ってみました。最初の4個目ぐらいまでは悲惨でしたが、5個目ぐらいからきれいに作れるようになり、8個目には、ちょっとしたミスをカバーできるようになりました。
それから毎日1個は作り、おかげで今となっては、ほとんど何も考えなくてもミスなく作れるようになりました。
『技術を改善する』ためには、『短期間に、ミスしなくなるまで、同じことを徹底的に訓練』しなければなりません。作文対策にも、そういう風に取り組んでいかなければなりません。
読解も、要約も、主張の組み立ても、体験の書き方も、まとめ方。それぞれに、内容の異なる、重要な技術があります。これらの技術を、『短期間に、ミスしなくなるまで、同じことを徹底的に訓練』できているでしょうか。どんどん伸びる子は、そういうことに、丁寧に取り組んでいます。ライバルは、そういう人たちです。
そういう人たちに負けないためには、自分も、『成長が実感できない対策』を卒業して、1つ1つの『技術の改善』に取り組まなければなりません。
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次に2つ目、『添削サービスで2~3回書き直すだけ』という対策方法です。
これは、ほとんどの作文対策がこうなっていると思います。学校でも、塾でも、予備校でも。まぁ、ほとんどの先生は、睡眠時間を削って、いろいろな事務作業なんかもしなければならないんです。ですから、1人1人の生徒に、何度も何度も丁寧に添削してあげるような対応は、現実的に難しいですよね。
このような対策でも、全く伸びないわけではありません。一番大きいのは、作文を書く体力がつくことです。どんどん慣れるので、早く書けるようになっているように錯覚します。
でも、気を付けてください。『課題文を理解する力』や、『作文を組み立て、表現する力』の訓練は、全く疎かになっています。そのため、ほとんど『実力アップ』につながりません。具体的に見てみましょう。
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復習で大切なことは、『答案が、完璧になるまで直すこと』です。完璧になるまで直してこそ、今の実力と、『完璧な答案』までの距離が分かるのです。
算数のドリルをやって、間違えた問題を2~3回解きなおしたものの、まだ正解できない。その状態で放置したら、その部分は、できないまま残ってしまいますよね。
作文だって同じなんです。完璧になるまで直さなければ、ほとんど『学び』『成長』につながらないんです。
また、『2~3回添削すればOKになる』環境の場合、出来なかった部分と向き合いう時間が確保できません。これも大きな問題です。
どういう『技術』が劣っていたのか。『どう考えるべきだったのか』。そういう『技術の鍛錬』につながるような部分を突き詰めなくても、『2~3回書き直せばOKになる』んだとすれば、ほとんどの生徒は、『技術を磨くこと』『完璧な答案を仕上げること』ではなく、『2~3回書き直すこと』が目的になってしまいます。
これでは、できなかったことを、「他の課題でもやってみよう」というような、『技術の鍛錬』につながりません。こういう意味でも、『学び』『成長』につながらないんです。
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最後に3つ目、『ほとんど意味のない添削コメント』による復習です。よく見かける『ほとんど意味のない添削コメント』は以下のようなものです。
もう少し検討が必要です・・・
具体性が足りません・・・
表現を工夫しましょう・・・
これらのコメントは、本当によく見かけますよね。どう意味がないのか、確認しておきましょう。
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まず、『もう少し検討が必要です・・・』と言うコメントについて考えます。
これ、不親切なコメントですよね。「何をどんなふうに検討すればよいのか?」を教えてあげてほしいです。
少なくとも、作文を書いたタイミングでは、ベストだと思って書いているわけです。どう考えるべきか、どういう方向性で直すのか。それを指摘しなければ、単に思いついたことを書き直すだけになってしまいます。
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次に、『具体性が足りません・・・』と言うコメントについて考えます。
これも不親切なコメントですよね。こんな風に書かれたら、大半の人は、『とにかく細かく書く』というような対応になります。しかし、作文答案では、字数制限もありますから、『いくらでも具体的に書ける』ものではありません。
ですから、「どこの描写が足りなかったのか」「どう足りなかったのか」「なぜ足りないのか」というような、『どういう方針で書き直す』ことが示されない限り、このような添削は無責任です。
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最後に、『表現を工夫しましょう・・・』と言うコメントについて考えます。
これは、一番無責任なコメントです。自分の中にない表現は、生み出しようもありません。ですから、『ちょっと表現をいじるだけ』というような書き直しになりがちです。
このようなコメントを書くのではなく、『どう書くべき』を、指導する側が示さなければなりません。練り直してほしい場合でも、『表現を工夫』というような書き方ではなく、『どこがどう分かりづらいのか』具体的に書かなければなりません。
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今回ご紹介した対策になっている人、多いのではないでしょうか。
なんとなくやっていればいつかはできるようになる。そういう幻想を捨てて、きちんと、『技術の改善』に、集中して取り組むようにしましょう。
きちんと取り組んでいる人と、なんとなく取り組んでいる人では、どんどん差が開いていってしまいます。この動画に出会えた方は、ぜひ、『きちんと取り組む側』になって頂ければと思います。
それではまた!
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