動画講座を販売したいと思ったとき、最初に迷うのが「どのサービスを使えばいいのか」ということです。
Filmuy、ストアカ、Udemy、MOSH、ココナラなど、オンラインで知識やスキルを販売できるサービスは増えています。ただし、それぞれ向いている使い方はかなり違います。
この記事では、動画講座を販売したい個人講師・クリエイター・先生向けに、5つのサービスの違いを比較します。
※料金・手数料は2026年7月時点で確認できる公式情報をもとにしています。Filmuyはショップ開設の初期費用・月額費用が無料で、販売時に販売金額の20%の手数料と決済手数料がかかります。ストアカは初期費用・掲載料なしで、自己集客10%、ストアカ送客30%などの手数料体系です。Udemyは講師登録自体は無料で、講師プロモーション経由なら97%、それ以外のUdemy経由販売では37%の収益分配が案内されています。MOSHは通常プランで決済ごとに6.5%+99円、ココナラは通常サービス販売時に22%の手数料がかかります。
まず結論:動画講座を“資産”として売るならFilmuyが向いている
先に結論からいうと、動画講座を継続的に販売したいなら、Filmuyが使いやすい選択肢です。
理由は、Filmuyが「動画を売ること」に特化したサービスだからです。
単品販売だけでなく、月額見放題、レンタル、ダウンロード販売、セット販売など、動画コンテンツに合わせた販売方法を選べます。さらに、iOS・Androidアプリでの視聴、購入者向けメルマガ、ショップデザインのカスタマイズなど、動画販売ショップとして必要な機能も用意されています。
一方で、ストアカやUdemy、MOSH、ココナラにも強みがあります。
ストアカは講座やレッスンの集客に強く、Udemyは大きな学習マーケットに講座を出せます。MOSHは予約や個別サービス販売に向いており、ココナラはスキル販売・相談販売に強いサービスです。
つまり、選び方のポイントは「自分が何を売りたいのか」です。
5つのサービスの比較表
| サービス | 向いている人 | 主な販売形式 | 集客 | ブランド作り | 動画講座販売との相性 |
|---|---|---|---|---|---|
| Filmuy | 自分の動画講座ショップを作りたい人 | 動画販売、月額見放題、レンタル、ダウンロード、セット販売 | 自分で集客 | しやすい | 高い |
| ストアカ | 単発講座・オンラインレッスンを開催したい先生 | 講座、時間制相談、月額サービスなど | ストアカ内集客あり | やや弱い | ライブ講座向き |
| Udemy | 大きな学習マーケットに講座を出したい人 | オンデマンド動画講座 | Udemy内集客あり | Udemy内に依存 | 高い |
| MOSH | 予約・個別レッスン・サービス販売もしたい人 | 予約、レッスン、サービス、会員サイトなど | 自分で集客 | しやすい | 中〜高 |
| ココナラ | スキル販売・相談販売をしたい人 | テキストサービス、見積り相談、ビデオチャットなど | ココナラ内集客あり | ココナラ内に依存 | やや限定的 |
Filmuyの特徴:自分の動画販売ショップを作れる
Filmuyは、動画講座やセミナー動画、レッスン動画などを販売するためのサービスです。
大きな特徴は、自分専用の動画販売ショップを作れることです。
Udemyのように大きなマーケットの中に講座を出すというよりも、自分のショップページを作り、そこに動画を並べて販売するイメージです。
たとえば、以下のような使い方に向いています。
- セミナー録画を販売する
- オンライン講座を単品販売する
- 複数の講座をセット販売する
- 月額見放題の動画スクールを作る
- レッスン動画をレンタル形式で販売する
- ダウンロード販売に対応する
特に、すでにブログ、SNS、メルマガ、YouTube、既存顧客などの集客導線がある人にとっては、Filmuyは相性が良いです。
集客は自分で行う必要がありますが、そのぶん「自分の講座」「自分のブランド」として販売しやすいからです。
ストアカとの違い:開催する講座か、残り続ける講座か
ストアカは、先生と生徒をつなぐ「まなびのマーケット」です。
オンライン講座や対面講座を開催したい人に向いています。ストアカ内で講座を探している人に見つけてもらえる可能性があるため、まだ自分の集客導線が弱い人にとっては始めやすいサービスです。
一方で、Filmuyは「開催する講座」よりも「販売し続ける動画講座」に向いています。
たとえば、ストアカで開催した講座を録画し、あとからFilmuyで販売するという使い方もできます。
ストアカはライブ講座や単発レッスンに強く、Filmuyは録画済みの動画講座を資産として積み上げるのに向いています。
Udemyとの違い:マーケットに出すか、自分のショップで売るか
Udemyは、世界的に利用されているオンライン学習プラットフォームです。
動画講座を作ってUdemyに公開すれば、Udemy内で講座を探している受講者に届く可能性があります。自分でゼロから販売ページや決済システムを用意する必要がない点は、大きなメリットです。
ただし、Udemyはマーケットプレイス型のサービスなので、講座の見せ方や価格、セール、受講者との関係性などはプラットフォームの仕組みに影響されます。
Filmuyは、自分で集客する必要がある代わりに、講座の見せ方、価格、販売形式を自分で設計しやすいのが特徴です。
「Udemyで多くの人に見つけてもらいたい」のか、「自分のブランドで動画講座を売りたい」のかで選び方が変わります。
MOSHとの違い:サービス販売か、動画販売か
MOSHは、クリエイターや講師が自分のサービスを販売するためのプラットフォームです。
予約、決済、顧客管理、ページ作成、メルマガ配信など、個人でサービスを販売するための機能が用意されています。個別レッスン、オンライン相談、コーチング、予約制サービスなどには使いやすいサービスです。
Filmuyとの違いは、Filmuyのほうが「動画コンテンツの販売」に寄っていることです。
動画を単品で売る、月額見放題にする、レンタルにする、ダウンロード販売する、セット販売する。こうした動画ならではの販売方法を考えたい場合は、Filmuyのほうが目的に合いやすいでしょう。
一方で、動画だけでなく、個別セッションや予約制レッスンもまとめて売りたい場合は、MOSHも候補になります。
ココナラとの違い:依頼を受ける場所か、教材を売る場所か
ココナラは、スキルを売り買いできるマーケットプレイスです。
デザイン、文章作成、相談、占い、動画制作、Web制作など、幅広いジャンルのサービスを出品できます。自分のスキルを商品化して、依頼を受ける場所としては非常にわかりやすいサービスです。
ただし、動画講座を体系的に並べて販売したい場合は、ココナラよりFilmuyのほうが向いています。
ココナラは「この人に依頼する」「相談する」「作業をお願いする」という使われ方が中心です。
Filmuyは「動画教材を購入する」「講座を視聴する」「月額で学ぶ」という導線を作りやすいサービスです。
そのため、動画講座をストック型の商品として売りたいなら、Filmuyのほうが自然です。
目的別おすすめサービス
まず受講者と出会いたいならストアカ
自分の知名度がまだあまりなく、講座を探している人と出会いたい場合は、ストアカが候補になります。
特に、単発講座、体験レッスン、オンラインレッスンを開催したい人には向いています。
動画講座を大きな市場に出したいならUdemy
動画講座を作って、多くの受講者がいるプラットフォームに出したいならUdemyが候補になります。
IT、ビジネス、語学、デザイン、資格、キャリア系など、検索されやすいテーマとの相性が良いです。
予約や個別サービスも売りたいならMOSH
動画講座だけでなく、個別レッスン、予約、コーチング、継続サポートも販売したいならMOSHが候補になります。
「動画教材+個別サポート」のようなサービス設計をしたい人にも向いています。
スキル販売や相談販売をしたいならココナラ
制作代行、相談、添削、占い、文章作成など、依頼を受ける形でサービスを売りたいならココナラが候補になります。
動画講座そのものよりも、個別対応型のサービスに向いています。
自分の動画講座ショップを作りたいならFilmuy
すでに講座動画がある人、セミナー録画を販売したい人、動画教材を継続的に増やしていきたい人にはFilmuyが向いています。
初期費用・月額費用なしで始められるため、まずは1本の動画から販売を試しやすいのもメリットです。
どれか1つに絞る必要はない
ここまで比較してきましたが、実はどれか1つに絞る必要はありません。
たとえば、以下のような使い分けもできます。
- ストアカでライブ講座を開催する
- その講座を録画・編集する
- Filmuyで動画講座として販売する
- Udemyには入門講座を出す
- 個別相談はMOSHやココナラで受ける
このように、サービスごとの役割を分けると、講座ビジネスの幅が広がります。
ただし、動画講座を自分の資産として積み上げたいなら、最終的には「自分の販売ページ」を持つことが大切です。
マーケットプレイスだけに頼ると、価格、見せ方、顧客との関係性がプラットフォームに左右されやすくなります。
その点、Filmuyのような動画販売ショップ型のサービスは、自分の講座を自分のブランドとして育てたい人に向いています。
まとめ:動画講座を売るなら、目的に合わせて選ぼう
動画講座販売サービスは、それぞれ強みが違います。
ストアカは、講座やレッスンを開催して受講者と出会いたい人向け。
Udemyは、大きな学習マーケットに動画講座を出したい人向け。
MOSHは、予約や個別サービスも含めて販売したい人向け。
ココナラは、スキル販売や相談販売をしたい人向け。
Filmuyは、自分の動画講座を自分のショップで販売したい人向けです。
もし、あなたが「動画講座を作って終わり」ではなく、「動画を継続的に販売していきたい」と考えているなら、Filmuyは有力な選択肢になります。
まずは1本の動画から、販売ページを作って公開してみましょう。
動画講座は、一度作れば何度も販売できるコンテンツになります。
自分の知識や経験を、動画という形で届けたい方は、Filmuyで動画販売ショップを作ってみてはいかがでしょうか。


