【企画概要】
「実景との地続きを匂わせつつ知らぬうちに読み手をどこにもない虚景へと誘いこんでたのしんでいる」(中田剛「宇佐美魚目ラビリンス(七十)」「円座」2022,10)と評されるように、独自の表現と世界観を持つ宇佐美魚目の作品は、田中裕明をはじめ、次の世代の俳人に大きな影響を与えてきました。
今回の勉強会では、宇佐美魚目を知る中田剛さんをゲストにお招きし、
宇佐美魚目俳句の世界に迫ります。
空蝉をのせて銀扇くもりけり 『崖』
白昼を能見て過す蓬かな 『天地存問』
雪兎きぬずれを世にのこしたる 『紅爐抄』
【登壇者】
中西亮太(司会)(「円座」「秋草」)
後藤麻衣子(「蒼海」)
中田剛(「翔臨」)
【日時】
2022年12月17日(土)17時半〜20時半