母という存在。
母ほど、子どもの人生と深く結ばれ、一体となって生きる存在はない。
子どもの人生のすべてが、母の心に響いていく。
母であるマリアは、わが子が十字架上で殺されるという、世の残酷さに深く苦しんだ。
神の愛の不思議さを黙想してみよう。
森 一弘(もり かずひろ)
18歳の時、カトリックの洗礼を受け、カルメル会に入会、修道名は「神の母のパウロ」。1960年、上智大学卒業。1967年、ローマで司祭に叙階された後、退会。カトリック東京大司教区の教区司祭になり、1985年、司教に叙階。東京大司教区補佐司教を務める傍ら、聖書研究に精通し数多くの著書を執筆している。2000年に補佐司教を引退。現在は真生会館に在住し、執筆・黙想指導などを行なっている。