「算数って、こんなふうに見えるんだ」
そんな驚きと発見を子どもたちに届ける、これまでにない算数動画が登場しました。NHK Eテレの人気番組「ピタゴラスイッチ」の制作で知られる佐藤雅彦氏とユーフラテスが、教科書会社の教育出版と組んで制作した「目で見る算数」が、2026年7月1日よりフィルミーにてストリーミング配信を開始しました。
「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦氏とは
「ピタゴラスイッチ」は、NHK Eテレで放送されている子ども向け教育番組です。ピタゴラ装置のユニークな仕掛けや、身の回りの現象を独自の視点で捉えた映像表現で、子どもから大人まで幅広い層に親しまれています。
その「ピタゴラスイッチ」の企画・制作を手がけてきたのが、慶應義塾大学名誉教授の佐藤雅彦氏です。佐藤氏は映像・表現・教育の分野で独自のアプローチを持つクリエイターとして知られており、その映像表現は「見る人が自然と考えたくなる」という特徴を持ちます。
そして佐藤氏が率いる研究室発のクリエイティブユニット「ユーフラテス」は、映像・インタラクション・教育コンテンツの制作を手がけてきました。この佐藤雅彦氏・ユーフラテスが、小学校の教科書で知られる教育出版と組んで生み出したのが「目で見る算数」です。
「目で見る算数」とはどんな動画か
「目で見る算数」は、小学4〜6年生が教科書で学ぶ算数の内容を、映像の力で「見える化」した動画シリーズです。全42本が制作されており、2026年7月1日の配信開始から毎月3本ずつ順次追加公開されていきます。
算数の概念を「見て分かる」映像に変換する
算数の学習でつまずきやすいのは、「頭の中でイメージできない」という壁です。分数のかけ算・立体の展開図・平均の意味……。言葉や式だけでは理解しにくい抽象的な概念を、映像としてありありと「見せる」のがこの動画の核心です。
例えば、配信中のコンテンツには以下のような作品があります。
「立方体の展開図」(4年生向け)は、立方体とその展開図が画面上でリズミカルに登場し、どの面がどこにくるかを視覚的に体験できます。「りっぽうたいのてんかいず♪」というリズムで記憶にも残りやすい工夫がされています。
「円柱なれるかな?」(5年生向け)は、音楽に合わせて展開図の「円柱くん」が登場し、展開図が立体に変化していく様子を映像で体験できます。「えんちゅう♪えんちゅう♪えんちゅうなれるかな~♪」という親しみやすい表現で、難しい概念をスッと理解できます。
「水そうにみる平均」(5年生向け)では、仕切りのある水槽の水の動きを見せながら「平均とはどういうことか」を映像で体験的に理解できます。「なぜ平均を求めるのか」という本質的な理解につながる表現です。
「数を生み出す箱」(6年生向け)は、不思議な箱の映像を通じて関数的な考え方の入り口を体験的に示しています。
「チョコレート計算機」(6年生向け)では、分数のかけ算を板チョコ1枚を1として考えるというアナロジーで、抽象的な計算を具体的なイメージと結びつけて解説しています。
学年をまたいで楽しめる設計
動画の内容は4〜6年生の教科書に沿って企画・制作されていますが、どの動画も学年をまたいで楽しめる内容になっています。4年生の子どもが6年生向けの動画を見て「こんな算数があるのか」と興味を持ったり、親が子どもと一緒に「なるほど、こういうことか」と楽しんだりすることができます。
佐藤雅彦氏が厳選した6本でスタート
2026年7月の配信開始時点では、佐藤雅彦氏自身が厳選した6本が公開されています。
- 2つのケーブルカー(4年生向け)
- 立方体の展開図(4年生向け)
- 水そうにみる平均(5年生向け)
- 円柱なれるかな?(5年生向け)
- 数を生み出す箱(6年生向け)
- チョコレート計算機(6年生向け)
8月1日には「がんばれ!平行四辺形の歌(4年)」「あばれる三角形 前編(5年)」「スーパーボールの秘密(6年)」の3本が追加公開予定です。毎月1日の更新を楽しみにしながら、じっくりと算数の世界を深めていくことができます。
なぜこの動画が「これまでにない」のか
算数の動画教材はこれまでも多数ありましたが、「目で見る算数」が「これまでにない画期的な動画」と評される理由は何でしょうか。
「分かりやすく説明する」ではなく「見て体験させる」
多くの算数解説動画は、先生が黒板やスライドを使って説明するスタイルです。「目で見る算数」はアプローチが根本的に異なります。映像そのものが「算数の概念を体験させる」装置として設計されています。
見ているだけで自然と「なぜだろう」「なるほど」という体験が生まれる。ピタゴラスイッチで培われた「見る人が考えたくなる映像」という表現哲学が、算数教育に応用されています。
教科書会社との共同制作による信頼性
制作したのは創立から長い歴史を持つ教科書会社・教育出版です。教科書の内容に忠実でありながら、佐藤雅彦氏の映像表現が加わることで、教育的な正確さとクリエイティブな驚きが両立しています。「教科書準拠の安心感」と「見たことのない映像体験」が同時に得られる点は、他の教材にはない特徴です。
全42本という圧倒的なボリューム
4〜6年生の算数全体をカバーする42本という構成は、小学校上学年の3年間を通じて使い続けられるスケールです。毎月3本ずつ追加されるため、子どもの学年進行に合わせて継続的に活用できます。
月額680円で全て見放題
「目で見る算数」は、月額680円の見放題サブスクリプション形式でフィルミーにて提供されています。
月額680円というのは、参考書1冊の数分の1以下の価格です。全42本が見放題になることを考えると、1本あたり約16円という計算になります。塾の月謝・通信教育と比較しても、圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
無料のサンプル動画も用意されており、「立方体の展開図」「円柱なれるかな?」「数を生み出す箱」の冒頭部分を無料で視聴できます。まず無料動画で映像の雰囲気を確認してから、購読を検討することができます。
どんな家庭に向いているか
算数の概念がなかなかイメージできない子どもに 文章や式だけでは理解しにくい単元(展開図・平均・比・分数の計算)は、映像で見ることで一気に腑に落ちることがあります。授業で習ったけど「なんとなくしか分からない」という単元の理解を深めるために活用できます。
算数が好きで、もっと楽しみたい子どもに 教科書の内容を「こんな見方があるんだ」という発見として楽しめます。正解を求めるための勉強ではなく、算数の世界を楽しむための映像として、算数好きの子どもの知的好奇心をさらに広げます。
親子で一緒に算数を楽しみたい家庭に 学年をまたいで楽しめる設計なので、親と子どもが一緒に見て「なるほど、こういうことか」と会話するきっかけになります。算数の話題を家庭で自然に楽しめるコンテンツです。
フィルミーでの視聴方法
「目で見る算数」はフィルミーにて視聴できます。
- 目で見る算数ショップページにアクセス
- 「全て見放題(月額680円)」から新規会員登録・ログイン
- 登録完了後、すぐに全コンテンツが視聴可能に
PC・スマートフォン・タブレットのすべてに対応しており、フィルミー専用アプリ(iOS・Android)でも視聴できます。
教育コンテンツの動画販売という新しい可能性
「目で見る算数」は、教育出版という大手教科書会社がフィルミーを活用して動画コンテンツを販売するという事例でもあります。
従来の教育コンテンツは、テレビ放送・DVDパッケージ・学校への一括販売が中心でした。フィルミーのような動画販売プラットフォームを活用することで、全国の家庭に直接届け、月額サブスクという継続的な収益モデルを実現しています。
自分の専門知識・教育コンテンツを動画として販売することに興味のある方は、フィルミーで無料のショップ開設から始めてみてください。
まとめ
「目で見る算数」は、「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦氏・ユーフラテスと教育出版が共同制作した、算数の概念を映像で「体験させる」これまでにない動画シリーズです。月額680円で全42本が見放題というコストパフォーマンスも魅力です。
毎月1日に新しい動画が追加されるため、子どもの学習進度に合わせながら長期にわたって活用できます。まずは無料サンプル動画でその映像体験を確かめてみてください。
この記事の情報は2026年7月時点のものです。コンテンツの追加スケジュール等の最新情報は目で見る算数ショップページをご確認ください。

