東日本大震災から10年目を迎えて、現地の農家兼発電事業者が語る未来
今回農業とエネルギーという観点から、地道にかつ確実な歩みを続けてきた福島の生産者三浦広志さん、伊藤俊彦さんの2名、ソーシャルビジネスとして農業を選択した若き新規就農者石川里美さん、そして農林水産省大臣官房環境政策室課長補佐長野暁子さんに登壇していただき、“今の否定から”ではなく、総合エネルギー産業としての日本農業の未来にある『希望』を見出していこうと思います。ファシリテーターは千葉県匝瑳市でソーラーシェアリングに取り組む市民エネルギーちばの東光弘さんです。 そもそも人間のエネルギー源は炭水化物(糖質+食物繊維)。農業は水と太陽エネルギーから植物を育て、光合成によってその炭水化物というエネルギー源を作り出しています。 そして、今度は太陽エネルギーやバイオマス、風力という農業を取り囲む自然の力を使って電気を産出し、機械や設備の動力源として、あるいはハウスなどの熱源として自給し、余った電気は“売電”し、“新たな農業収入”の分野を創る。 しかも今は、“(株)みんな電力”のように電気を生産者から直接消費者に販売するソーシャルビジネスの“産直システム”まで登場し、大きく拡大しています。 野菜と一緒に電気も届く。日本農業の新しい“カタチ”を創る。それは消費者とともに農業が自立していく道筋を示していのだと思います。
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登壇者
NPO法人野馬土 代表理事 三浦 広志 氏
株式会社ジェイラップ 代表取締役 伊藤 俊彦 氏
みらい畑 代表取締役社長 石川美里 氏
農林水産省 大臣官房 環境政策室 課長補佐(気候変動国際交渉班) 長野暁子 氏
市民エネルギーちば株式会社 代表取締役 東 光弘 氏
一般社団法人フードトラストプロジェクト代表
一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン会長 徳江倫明 氏
主催 みんな電力株式会社
共催 一社)オーガニックフォーラムジャパン
※こちらの動画は2020年10月15日~17日に開催したオーガニックライフスタイルEXPO内で行われたセミナーの録画配信となります。
オーガニックライフスタイルEXPO公式HP:https://ole.ofj.or.jp/