いつもありがとうございます。お返事が遅くなりましてすみません。(ちょっと悩みました)
「ら」の発音ですが日本語の場合、RではなくLにちかいのが似合います。(もう少し英語のLより希薄)
L(エル)と発音すると英語の場合はかならず舌は上の歯茎裏につきます。英語やイタリア語等は舌の先2mmほどを使い軽いタッチ(舌に力入れず繊細な動き)になります。日本語もほぼ同じ感じでいいと思います。
ご質問の通りゲーテの骨でよいとおもいます。中途半端な歯の裏だと舌が力みがちです。
あとは、La Li Lu Le LoのLを発音する時間の問題です。長く発音する時(La で言葉のはじめ)は舌の先が上顎についている時間がながく、希薄にする場合(Li Lu Le Loや言葉の初め以外)は一瞬つく程度にします。日本語のL行は母音や言葉の中での位置により長さが微妙に異なります。(普通はそこまで考えなくて良い)
で、ここからは頭でっかちにならず、単純にこちらを練習してください。
らりるれろ、りるれろら るれろらり、れろらりる、ろらりるれ
この早口言葉を完璧にクリアに聞かせる時にどこに舌がくるか人それぞれなんですね。舌の長さや力みがことなるので。
大切なのはL後の母音の発音が鼻腔の響きでキープし、舌が完全におりきる事が大切です。
舌の位置をきちんと戻すことの方が地唄の場合母音が長いので大切になります。ここが下手だと致命傷になりかねません。舌は力むと後退したり丸まります。母音による適切な位置に戻してあげてください。
言葉で書くのは難しいですね。。。