令和2年8月23日
於:国立文楽劇場
立方:山村友五郎
地唄:菊原光治 菊萌文子
鳴物:藤舎呂浩連中
能「翁」より地唄に移された曲です。「能にして能にあらず」と言われる「翁」は演劇性を持たず舞のみで進行し、天下泰平、国土安全、五穀豊穣を祈願する儀式として存在し、呪文のような壽(よご)詞(と)を繰り返し、鶴と亀の長寿をひいて「君がいつまでも栄えますように、私達もいつまでもお仕えいたします」と歌います。「鳴るは滝の水 日は照るとも絶えずとうたり」と雨乞いをし、両手を広げ四角を祓い清め地固めをして豊作と繁栄が永久に続く事を願い、祝します。歌舞伎舞踊や日本舞踊を始めとして郷土芸能・神事としても各地に残っており、能では翁、千歳、三番叟がそれぞれ別に舞を舞いますが、地唄「翁」では荘重な翁の舞、颯爽たる千歳の舞の部分の詞章を使用しています。
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