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日本舞踊上方舞山村流公式動画

combination sales 第二回友五郎の会 全演目セット 

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第二回友五郎の会全演目セットです。

地唄『翁』 

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令和2年8月23日 於:国立文楽劇場 立方:山村友五郎 地唄:菊原光治 菊萌文子 鳴物:藤舎呂浩連中 能「翁」より地唄に移された曲です。「能にして能にあらず」と言われる「翁」は演劇性を持たず舞のみで進行し、天下泰平、国土安全、五穀豊穣を祈願する儀式として存在し、呪文のような壽(よご)詞(と)を繰り返し、鶴と亀の長寿をひいて「君がいつまでも栄えますように、私達もいつまでもお仕えいたします」と歌います。「鳴るは滝の水 日は照るとも絶えずとうたり」と雨乞いをし、両手を広げ四角を祓い清め地固めをして豊作と繁栄が永久に続く事を願い、祝します。歌舞伎舞踊や日本舞踊を始めとして郷土芸能・神事としても各地に残っており、能では翁、千歳、三番叟がそれぞれ別に舞を舞いますが、地唄「翁」では荘重な翁の舞、颯爽たる千歳の舞の部分の詞章を使用しています。

地唄『竹生島』 

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令和2年8月23日 於:国立文楽劇場 立方:山村若 山村侃 地唄:菊寺智子 菊萌文子 鳴物:藤舎呂浩連中 難波の天王寺から出発して琵琶湖の竹生島に参詣する迄の道中の名所等が詠われています。聖徳太子が仏法を初めて世に広めた事から、太子が建立した四天王寺を仏法最初の御寺と称え、かつては境内にあった庚申堂の青面童子や四天王寺の名高い三水四石(三つの水と四つの石にまつわる奇瑞)を述べた後、竹生島までに至る道中を、石清水八幡宮、矢橋の渡し、志賀の寺などで綴り、琵琶湖の底より二股竹と一緒に出現したという竹生島の縁起と、勅額によるその名の謂れに及び、十五童子を従えて巌上に憩う弁財天が、琵琶を弾ずる姿で結んでいます。

地唄『浪花十二月』 

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令和2年8月23日 於:国立文楽劇場 立方:山村光 地唄:松浪千壽 松浪千静 鳴物:藤舎呂浩連中 大坂の年中行事や市井風俗が描かれています。元日に始まり、春の七草から十日戎の吉兆や宝恵駕篭、二月最初の午の日に行われる稲荷神社の祭・初午、彼岸会では、四天王寺の事を述べ、雛祭り、潮干狩り、野崎詣り、端午の節句、名高いとされた難波のさつき、蛍、天神祭りの情景や、物売り、にわかに六月(みなつき)祓い、七夕、八朔、仲秋の名月、放生会、秋祭りの宮神楽、陰暦十月最初の亥の日に炬燵を出すという亥の子の炬燵、顔見世、餅つき、煤払い、衣配り等の新春を待つ準備、歳末に家々を回った門付けの節季候(せっきぞろ)、昔は大晦日にあった節分の豆まきと、末いく千代とめでたく祝い納めます。座興的に作られたとされる地唄で「おどけ物」「作物(さくもの)」「滑稽物」と呼ばれます。「作物」といってもおかしみを表面に出さず、物売りの声や 駕篭やの掛け声が、詠み込まれ軽妙洒脱な味わい深い曲となっています。

地唄『石橋』 

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令和2年8月23日 於:国立文楽劇場 立方:山村友五郎 山村若 山村侃 地唄:菊原光治 菊寺智子 菊萌文子 鳴物:藤舎呂浩 藤舎呂英 藤舎呂近 望月太津寿郎 望月太八紀 藤舎華生 享保期の歌舞伎名女形、瀬川菊之丞の芝居に在った踊りの部分が地唄に残った曲と考えられています。遊女が霊となって現れ、恨みを述べたのち獅子の精に変化するという形で『鏡獅子』等『石橋物』の原点のような作品と云えます。 後半は、能『石橋』から取られ、獅子が牡丹に戯れる姿が描かれます。 山村流ではこの後半を四世宗家・若の振付で格調高い「祝儀物」に仕立てられた、 地唄「石橋」が伝承されていました。 全曲は平成二十四年(二〇一二)に舞扇会にて友五郎が振付・初演し、平成三十年の第一回「友五郎の会」でも舞わせていただきました。前半は「座敷舞」仕立てで後半は「能」に近づけた振付となっています。地唄ではありますが劇場に即した形で後半は、三人の獅子となって華やかに邪気を祓い舞い納めさせていただきます。

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