令和2年8月23日
於:国立文楽劇場
立方:山村光
地唄:松浪千壽 松浪千静
鳴物:藤舎呂浩連中
大坂の年中行事や市井風俗が描かれています。元日に始まり、春の七草から十日戎の吉兆や宝恵駕篭、二月最初の午の日に行われる稲荷神社の祭・初午、彼岸会では、四天王寺の事を述べ、雛祭り、潮干狩り、野崎詣り、端午の節句、名高いとされた難波のさつき、蛍、天神祭りの情景や、物売り、にわかに六月(みなつき)祓い、七夕、八朔、仲秋の名月、放生会、秋祭りの宮神楽、陰暦十月最初の亥の日に炬燵を出すという亥の子の炬燵、顔見世、餅つき、煤払い、衣配り等の新春を待つ準備、歳末に家々を回った門付けの節季候(せっきぞろ)、昔は大晦日にあった節分の豆まきと、末いく千代とめでたく祝い納めます。座興的に作られたとされる地唄で「おどけ物」「作物(さくもの)」「滑稽物」と呼ばれます。「作物」といってもおかしみを表面に出さず、物売りの声や
駕篭やの掛け声が、詠み込まれ軽妙洒脱な味わい深い曲となっています。
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