YouTubeやnoteで、授業のコツや勉強法を無料で発信している先生は多いはずです。「もっと詳しく伝えたいけれど、無料の枠には収まらない」と感じたことはないでしょうか。
そんな先生にぜひ見てほしいのが、フィルミーで動画を販売している「地理の総合力 動画館」です。この記事では、このショップの工夫を紹介しながら、塾や学習系の先生が動画ショップを始めるヒントをお伝えします。
「地理の総合力 動画館」とは
中学・高校の地理の授業づくりを支える動画ショップです。特に、「中学校や高校で地理の授業を初めて担当することになった先生」や「授業に少し不安のある先生」に向けて、授業づくりと教材づくりのヒントを届けています。
メインは「地理の授業」シリーズで、全165本の構成です。
- 日本地理:25本
- 世界地誌:50本
- 系統地理:90本(地理総合36本、地理探究54本)
カテゴリは、授業動画のほかに、小話形式の「授業ネタ」、教材作成のツール紹介、地理総合の授業のコツ、雑多な話を集めたホームルームなどに分かれています。動画は順次公開されています。
このショップが参考になる4つのポイント
1. 入口は無料動画で用意している
シリーズの全体像を伝えるイントロダクションは、無料で視聴できます。ほかにも、ショップの紹介動画や、教材の作り方の第1回目が無料です。
「どんな先生が、どんな進め方で教えるのか」を購入前に確かめられるので、初めて訪れた人も安心して有料動画に進めます。
2. 3分で見られる「小話」と、本格的な授業動画の二層構成
授業動画は、日本地理の1回が15〜40分ほどです。一方、授業ネタの動画は3〜10分程度に収められています。
たとえば、次のような内容があります。
- じゃがいもが魔女裁判で処刑されたという歴史の話
- 地理院地図を使い、自分にとって「最強」の場所を探す活動
- 「お互いに要らない」というタイプの領土問題
忙しい先生が、スキマ時間に1本ずつ見られる長さです。長い動画と短い動画を組み合わせることで、手軽に試したい人と、じっくり学びたい人の両方に応えています。
3. 無料の本館サイトとつながっている
各動画の説明欄には、「こちらのページにも説明があります」と、無料の本館サイトへのリンクが入っています。無料のサイトで知ってもらい、さらに詳しい解説や授業の流れを動画で届ける、という導線です。
すでにブログやYouTubeを持っている先生は、同じ形が作れます。無料の発信はそのまま続けながら、「もっと深く知りたい人向け」の動画だけを、フィルミーに置けばいいのです。
4. 買い方の選択肢が複数ある
価格は動画ごとにレンタル(3日間)で設定されており、250円や350円のものがあります。さらに、すべての動画が見放題になる月額980円のプランもあります。
「この1本だけ見たい」人にはレンタル、「全部見たい」人には月額と、購入者が自分に合う方を選べます。
手取りのイメージ
フィルミーは初期費用・月額費用が0円で、売れたときだけ販売額の20%が手数料です。手取りは「販売価格 × 0.8」で計算できます。
- 250円のレンタル → 手取り200円
- 350円のレンタル → 手取り280円
- 月額980円の見放題 → 手取り784円
少額に見えても、動画は一度作れば、何度でも売れる資産になります。授業や講座の準備で作った教材を、録画してそのまま販売する方法もあります。価格の決め方の詳細は、別の記事「オンライン講座の料金設定・価格の決め方」で解説しています。
※詳しい受け取り方はこちら
YouTubeで発信している先生へ
YouTubeでは、広告収益が安定しない、アルゴリズムに左右される、といった悩みがつきものです。それに、無料公開では「ここから先は深い話」という動画を出しにくい面があります。
そこで、次のように役割を分けるのがおすすめです。
- YouTube: 無料で見られる入門・導入・ダイジェスト
- フィルミー: 詳しい解説、演習つき授業、全体を通したシリーズ
視聴者は、無料動画で先生の教え方に納得したうえで、有料の動画を見に来てくれます。YouTubeで築いた信頼を、そのまま収益につなげられます。「地理の総合力 動画館」のように、無料動画を入口にしておけば、新しい視聴者にも試してもらえます。
noteで記事を書いている塾の先生へ
noteで勉強法や指導のコツを書いている先生なら、すでに「伝える内容」は手元にあります。記事に書いた内容を、実際の板書や画面を見せながら話す動画にすれば、文章では伝わりにくかった部分も補えます。
- 記事の内容を、図や板書つきで解説する動画
- 記事の続きにあたる、実践編・演習編の動画
- 生徒や保護者向けの、学習計画の立て方の講座
noteの記事を無料の入口にして、「続きは動画で」とフィルミーのショップへ案内すれば、これまでの読者が購入者になってくれます。
はじめ方はシンプル
- フィルミーにショップを開く(初期費用・月額費用は0円)
- 最初は、すでにある授業や教材を録画した動画を数本アップロードする
- 無料動画を1本置いて、有料動画を1〜2本用意する
- YouTubeやnoteから、ショップへのリンクを案内する
「165本そろえてから」ではなく、まずは数本で始めて、反応を見ながら増やせます。
まとめ
「地理の総合力 動画館」は、無料の入口、短い動画と長い動画の組み合わせ、本館サイトとの連携、レンタルと見放題の選択肢という工夫で、先生の知識を動画ショップにしています。
YouTubeやnoteで発信を続けてきた先生にとって、有料動画は「無料の発信をやめる」ことではなく、「もっと詳しく知りたい人に届ける場所」を増やすことです。
ショップの様子は、こちらから実際にご覧いただけます。
▶ 地理の総合力 動画館 https://filmuy.com/chirisogeo
あなたも、動画ショップを開いてみませんか?
▶ フィルミー https://filmuy.com/

