民間稲作研究所稲葉光國追悼シンポジウム
日本の農地の54%は水田~水田の有機化は誰でもできる?
セミナー・シンポジウム・授賞式
瑞穂の国といわれる日本の農業は今でも54%を水田が占めている。農水省が示した「みどりの食料システム戦略」の目標(2050年有機農業25%・100万ha)を達成するには水田の有機化は避けては通れない。水田の25%を有機化するだけで60万haが実現できる。 そして、やる気になれば水田の有機化は誰でもできるところまで技術は進んでいる。今回、その技術を作り上げてきた民間稲作研究所の代表理事館野廣幸氏と若手後継者田坂興亜氏を招き、その技術と水田の有機化の実態、今後の可能性について語っていただく。 さらに今回のシンポジウムは昨年末急逝され、水田の有機化技術を長年かけ確立してきた民間稲作研究所創始者故稲葉光國氏の追悼記念シンポジウムとなる。稲葉氏は国内だけでなく海外でもアジアの国々の水田の有機化を指導してきた。最近では有機100%を目指すブータン国の水田有機化プロジェクトを指導し、国内では千葉県いすみ市の学校給食米の有機100%化を実指導してきている。そうした活動に深く寄り添ってきた元アジア学院理事長の田坂興亜氏に稲葉氏の功績を紹介していただく。合わせて、稲葉氏の長年の功績をたたえ、民間稲作研究所にIFOAM Organics ASIAがアジアでオーガニック普及に貢献した方に贈る「オーガニック栄誉勲章」の授与式を行う。
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登壇者
NPO法人民間稲作研究所 理事長
舘野 廣幸氏
民間稲作研究所理事・元アジア学院校長
理事長・元国際基督教大学(ICU)教授
田坂 興亜氏
(一社)オーガニックフォーラムジャパン会長
徳江 倫明氏
IFOAM Organics ASIA 副理事長
三好 智子氏
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※こちらの動画は2021年9月16日~18日に行った「第6回オーガニックライフスタイルEXPO SDGsライフスタイルフォーラム」内のウェビナー動画となります。
オーガニックライフスタイルEXPO公式HP:https://ole.ofj.or.jp/