Category / 伝統芸能・箏三味線
母音の種類を理解して、無理に鳴らそうと母音が崩さずしましょう。下顎を動かしすぎてなるポジションがさがりすぎたり、唸りすぎると次の音程以降の支障になります。 また自分で正しい母音がわからない時のジャッジの仕方も説明しています。 今一度自分の癖をみつけ、整っていない母音の発音で歌いにくさを解消しましょう!
歌は軟口蓋をつかって初めて整います。 息を鼻腔にあてるため。 整った母音を発音するため。 喉をしめず声帯に負担をかけないため。 さりとて、軟口蓋を上げる感覚はなかなかないもの。 軟口蓋をあげる訓練を動画を参考に練習してみてください!きっと喉が楽になるでしょう。 軟口蓋をいつ上げて歌うか。 歌も準備が必要です。ブレスの後出たとこ勝負では毎回変わります。ブレスの時にきちんと軟口蓋をあげて、喉の奥がスッと涼しさを感じて音程を頭でイメージしておきましょう。 ※いつものエンディングはありません(撮り忘れました🙇♂️)
歌の息は、私たちが生きるための生命保持の呼吸とかわらず、大袈裟にしないで、コンパクトに保つことが苦しくならない秘訣。息の太さも自分がコントロールできる範囲で歌いましょう。細くしてもスピードはかえず、停滞しないように。停滞は逆に苦しくなります。 またコンパクトな鼻呼吸は腹式呼吸の鍵となります。 動画のとおり練習を繰り返す事で、ブレた時も直しが効きます。たくさん練習して感覚を養いましょう。
子音に左右されない母音を整える産字のやり方、またガ行の鼻濁音のやり方の動画になります。 N行、M行、G行は母音を鼻声にしてしまいます。 鼻声のまま母音を伸ばしても美しくないので、鼻声を回避する産字の練習法を解説しています。響きを調整して美しい母音で歌いましょう!
地唄のアタリのコツや当たる時の技法を解説した回になります。 アタリのコツは、 1、よく弾む 2、ボイスチェンジをうまくかわすための技法を使う 3、2の技法の選び方は歌詞や場面による そんな事を解説しています。 八千代獅子の前歌の一節をつかっています。 アタリで音痴になりがちだったあなた、 今日から怖くありませんよ!
地唄箏曲の歌の奏法、フリについての解説です。 楽譜の捉え方、フリの本質、練習の仕方など説明しています。上手くできるまでには時間のかかる技法です。まずは正確に音程をとれるように慣れるところからやっていきましょう! 聞かせどころにこの技法は使われやすいですね! ぽしゃるとわざわざその歌節にフリをやる意味が台無しなので是非いつでも決まるように身につけていきましょう!
古典曲初歩の代表作 八千代獅子でもありますが、華やかさと品格を持ち合わせている名曲。まずは譜読みの仕方、歌の練習法などざっくりとした事をまとめた動画です。 様々な練習法の気をつけるべき点を最低限ピックアップしています。手のみの練習、リズム読み歌唱、母音歌唱など中井智弥の練習法のルーティンを紹介。 この機会に古典曲の面白さや勉強の仕方を学んでもらえたら幸いです。
中井智弥おすすめの練習法です。 難しい曲、フレーズはゆっくりのテンポで、リズムを付点にし弾んで練習します。段々とテンポをあげ慣れていきましょう。原曲と同じくらいのテンポまであがったら、リズムを原曲通りのストレートにします。 ややこしいフレーズや間違いやすいフレーズは何度も弾んで練習すると、かならずできるようになります。 しかも、力技でなく軽やかに脱力しながら演奏でき、急いで前のめりになるのも防げます。 頭の体操にもなるので、さまざまな曲で是非行き詰まったら弾んで練習してみてください。千本ノックで、ノーミスで弾けるようになりますw
前弾きは古典曲にも宮城曲にも多くありますが、曲の世界観を作る大事な部分になります。 前弾き以降どんな展開があるのか、期待感を持たせることも大切なツカミの部分でもあります。 さて、前弾きの絶妙な躍動や締まりをらしくまとめるには、間合いをどう捉えるか大事です。 間合いの捉え方についてのレクチャー動画です。この捉え方は合奏の時にも大事になるので、アンサンブルする全員の共通認識としてあると必ず揃います。 合奏の難しさは緩み方が人それぞれすぎてばらつくのでそこの認識を共通させると簡単に合います。 息を揃えてというのは、こういう事ですね。 宴会の時の一本締めや、三三七拍子が揃うのも同じ原理です。この間の取り方を常習化すると、古典らしいフレーズになるので、お役立てください。
強押から弱押の押し分けがきっちりできない方向けのコツの動画です。今まで押手が決まらなかったのにはいろんな理由があると思いますが、強押から弱押への移行はこれで大丈夫! 練習してみてください。
演奏時の重心で姿勢(背骨のアーチ具合)が変わるお話と、楽器との距離感、どれくらい斜めに座るべきかを紐解いています。 斜めに座る生田流は譜面台も斜めに座った視線の先に置く方がよいですね。また弦をみるのも、最小限にしましょう。身体をねじると、斜めに座る意味がありません。 昔の検校さんや盲目の方は糸を見なくても弾けています。糸を見ないで演奏する稽古もぜひこの機会に始めましょう!
シャシャテンやカラカラテン等向こう指と親指ミックスの節やフレーズは親指の位置がいつもテンと弾く位置でそれぞれを演奏する事が速弾きの秘訣です。 親指が無駄に動くとそれに伴い手首が無駄に動きます。それを無くすことがとても大事になります。 親指が動く人は親指を押さえつけて人差し指や中指が動くように練習してみてください!
なにかと撹ぎ爪 シャンが色々やりすぎて迷子の方。または初心者で、シャンが決まらない方向けのレッスン動画になります。 一と二のシャンは先生や流派で色んな考え方が有りますが、これも運動生理学的に基づいて考えると、向こう指互助組合と中指ニュートンの合わせ技が基本となります。 そして、悩み出したら自分の音がシャンと聴こえるかどうか、きちんと聴くということが解決の糸口になります。 今一度自分のシャンがきちんとシャンと聴こえるかどうか、よく聴きながら演奏してみましょう。 爪がしっかり寝かせて、二本弾くと思わず、一から二の弦の幅の太い弦を鳴らすと思って弾くと、トテンとならなりません。三の弦で中指、薬指、小指と着地させてください。 楽器の中に音を入れ込み、豊かにひびかせると段物の曲調において一気に品格を生み出します。是非お試しを。
シャシャテンのテン、ツルテンのテン。 いずれも節じりの音をしっかり弾いてあげることで脱力できるのと、頑張った余力で次の節頭からの手を動かせます。 また、リズムもイーブンではなく、テンとしっかり弾いて脱力する時間を設けることで次の節頭の一発目が少しおくれ、結果節じりのテンに寄ります。その方が節としてまとまり、曲を小気味よくしてくれます。 リズムがイーブンは正確でちょっとつまらない印象になります。 節じり円運動は、エネルギーの円運動であり、リズムの円運動でもあります。 テンの弾き方をこの動画でマスターし、脱力のためにお役立てください。一つ前の動画「脱力のための頑張りどころ」と合わせてみて下さいね。
脱力のコツは頑張って弾いた瞬間に抜く事です。 太鼓を打つ要領と同じようにちゃんと打点がはっきりさせて弾くと、次の弦で爪や向こう指が止まった瞬間に脱力ができるのです。 脱力するためにはある程度しっかり弾く、いわゆる頑張りどころがあって初めて脱力できるのです。 そうすると頑張った部分のエネルギーの余力で他のところを弾けるようになります。 節頭や弾き直しするところ(爪を上から当てるところ)や節尻がその頑張りどころになります。 今回は節頭や弾き直しするところをメインに解説。次回は節尻の方を解説。二回ワンセットとおもって、ご視聴ください。 これをマスターすると、大きな飛躍があります。脱力するためには、まずきちんと弾く事が大切になりますので、基本の「さりとてテンテンテン」がとても大切になるのです。 動画ではミスの原因に触れつつ、脱力のコツと手をフィジカルに使いながら演奏する大切さやコツを解説しています。
例えば、前の節終わりが八で、次の節あたまが七など、糸が繋がっていても節あたまになる場合はあえて上から弾き直すことで節あたまに聞こえさせられます。 また、自分でもここから節あたまだなと認識でき、節の勢い感がでて、特に古典曲や宮城曲では歴然と仕上がりが変わります。また現代曲でも節あたまを大切に弾くことは同じなので、弾き直しは現代曲でも有効です。 フレーズがわかっていないと弾き直しはできないので、いつでもフレーズ分析をこころがけてください。 六段の調全曲を使い、節終わりと節あたまが隣り合う絃の時の節あたまの弾き直しの場所を解説しています。
譜面には糸の指定しかないけれど、特殊な洒落弾きツトンをした方が良い場面が古典曲の中であります。その見分けはなかなか難しいところですが、宮城譜には口唱歌で見分けがつきます。分からない場合は、チイトンのトンを上から。ツトンは、爪を絃につけて洒落引き。 歌物に登場する弾むツトン場合は100%洒落弾きのツトンです。 そのほかの裏間から出るツトンもしくはチイトンを見分けるときは 口唱歌を参考にしましょう。
沢井忠夫作品や吉崎克彦作品に登場するあの高速スクイ網羅できる一撃必殺の方法をレクチャーしています。 爪を手や肩を痛めることなく。 今まで高速のスクイ爪が苦手だった方、 是非これでトライしてみて下さい。 すぐには出来なくてもこの方法でトライする価値は手の使い方も含め大いにアリ!!
箏の演奏は基本的に生理学的な人間の手の使い方をしないと思うような力や速さはだせません。それどころか誤った使い方は手を壊してしまいます。 人差し指や中指を使うときは薬指と小指も一緒にうごかすのを基本にしましょう。(フレーズによってはそれが不可能かなともあります) 向こう指を揃えると、力ではなく腕の重みで弾けたり、指の運指が綺麗に見えます。常に意識づけして、正しい手の使い方を身につけましょう! しかしながら重いものをあまり持たない女性や若い男性箏奏者は手が未発達。どんなに早く弾いている奏者の中にも小指側が未発達で親指側ばかり育ってしまっている方を多数見受けられます。 過信せず、今一度正しい手の使い方に沿った演奏法に立ち返ってみてください。今は良くても将来の身体の故障を無くすために。そして間違った伝統を次代に受け渡さないために。
左手のハーモニックスの成功率を上げて楽曲の聴かせどころのレベルアップをしましょう! 動画では、 左手の使い方 小指の押さえ方 親指の弾き方 を説明しています。 最後には宮城道雄作曲、数え歌変奏曲の第七変奏(元祖左手ハーモニックス地獄)を演奏しています。
小爪ができるようになると、手首の力みも自ずと減っています。爪の角度を自在にコントロールするには、手首の位置が重要。その手首をコントロールするには力が入るとうまくいきません。 まずは小爪を練習し、前後のフレーズにおいて、どれが立つ音、立たなくて良い音を考えていけば、古典が面白くなること間違いなし! この動画でしっかり小爪を習得してみてください!
左手のピチカートがうまくいかない時は、右手で同じフレーズをやってみて使い方を習得しましょう。 感覚や動きを右手から左手に移すように練習してみてください。出来なかった事や、音色が改善されます。
カサついた和音や、バランスの悪い和音もこれで一撃!! ボールの投げ方を和音の掴む力に応用し、正しい爪の角度と深さを知ろう! 寄せて上げるフォルテのキャンとアクセントの効いた和音。瞬時につまみ上げる連続和音。練習してみて下さい!
押し合わせの右手のコツ、左手の押手が作業にならないよう、また平調子の鳴る音と鳴らない音の解説から押し合わせで鳴る音と鳴らせない音の解説をしています。 千鳥の曲の手事にでてくる押し合わせの話と演奏を最後にしています。
押手のあとにウワーンとなるあの嫌な余韻を一網打尽。このやり方で一発で余韻が濁ることはないでしょう! 誰にでもできるやり方をご紹介。 手事三楽章のラストの後押しをどうするか?問題をテーマに三つのやり方を紹介。 その後二十五絃箏でジャズの名曲L-O-V-Eをカバーした演奏に沢山登場する押手の後の処理を解説。ジャズゆえに臨時記号だらけ。😱 動画の最後は中村壱太郎さんと尾上右近さんによるアート歌舞伎の宣伝動画になります。2020/7/12配信です。どうぞお家で歌舞伎をお楽しみください!演奏と楽曲提供しています。
スタッカートは左手の指で消します。 あらかじめ絃に手を当てて、弾くときに手を上げ、また絃につけるとスタッカートができます。 落葉の踊りと萌春にでてくるメロディーのスタッカートを参考に解説しています 消すタイミングでスタッカートしていた方はこのタイミングでこのやり方も導入してみてください。
かけ押しは心折れるテクニックです。とにかく手が痛い。。。 できる、できないがはっきりするが故、しっかりこの機会に特訓してみてください。 かけ押しは、腕を内転させると、手首を痛めるので要注意。薬指も使って向こう指を揃えて使うことで、親指を痛めにくします。(内転を防ぐ) または親指を押す弦に薬指をサポートに回すと、親指の痛いのもやわらぎ、手首を痛めることもなくなると思います。 あとは押す位置と、押し方が定まれば✌️
左手の奏法は作業になりがち。 適当にやらず、やり方をきっちり習得し、ヒキ色ツキ色ユリ色を味わいながら演奏する事が大切です。 また、右手のリズムを崩さないように右手は右手で動きつつ、いいタイミングで左手を動かせるように特訓しましょう!
輪連・散らし爪・輪連のレッスン動画。人気の奏法ですが、テトロン絃では金属的な音になりがち。 古典曲で使う時は、絹糸の音を意識し 、優しめに擦ったり研究してみましょう! さあ、あなたも今日から擦り爪仕事人の仲間入りです。
ハーモニクスがならない理由 左手編 1 ハーモニクスのポイント 1mmもずれてはならぬ! 丁寧に印をつけよう。 2 ハーモニクスを押さえるタッチ 指の柔らかく膨らんだところ。 絃振動が伝わりやすいところ。 触るか触らないかくらいの力で。 3 弾く方向と押さえる方向 を揃えるとうまくいく! 右手編 1 余韻が長いタッチで。 次の絃に当てる時は 打撃音がしないようにあてよう。 ハネル時は前方向に時間をかけて。 2 メロディーを右手のみで歌う時の 音量感や音色感をハーモニクスの 時にも実行しよう。