例えば、前の節終わりが八で、次の節あたまが七など、糸が繋がっていても節あたまになる場合はあえて上から弾き直すことで節あたまに聞こえさせられます。
また、自分でもここから節あたまだなと認識でき、節の勢い感がでて、特に古典曲や宮城曲では歴然と仕上がりが変わります。また現代曲でも節あたまを大切に弾くことは同じなので、弾き直しは現代曲でも有効です。
フレーズがわかっていないと弾き直しはできないので、いつでもフレーズ分析をこころがけてください。
六段の調全曲を使い、節終わりと節あたまが隣り合う絃の時の節あたまの弾き直しの場所を解説しています。