オンライン勉強会の動画です。
【テーマ】震災と復興事業が津波被災地出身の若者のライフコースに与えた影響
―宮城県石巻市雄勝町との関係性においてー
【日時】2022年3月21日(月・祝)14時~16時
【講師】阿部晃成氏(慶應義塾大学大学院修士課程2年、雄勝町の雄勝地区を考える会)
【参加費】一般 1,200円 (※高校生・大学生無料)
【方式】オンラインでのみ実施(PC、スマートフォン、タブレット端末でご参加いただけます)
【内容】
あの東日本大震災時、2階建て住宅の屋根の上に避難したが、津波は2階まで押し寄せ一家を飲み込んだ。一家は、一晩中寒い雄勝湾の中で彷徨った。「朝日が上がったとき、『助かった』と思い自然と涙があふれてきた」という体験から、助けてもらった人のためにも、地域のために取り組もうと、23歳(当時)の若さで、まちづくりの話合いに関わった。現在34歳の彼が、青春期を過ごした同年代にインタビューをし、調査論文にまとめた。講師の雄勝町の復興への思いと行動から、復興まちづくりに取り組む喜び、葛藤を学ぶ。
【追加情報】
上記、勉強会は、『復興の事例と理論を学ぶ連続講座』として実施しております。
東日本大震災から11年。その前後にも、様々な災害が起こりました。災害で破壊されたまちやむらでは、被災者と自治体や支援者は力を合わせて“復興”に取り組みます。被災した家や地域を抱える中で、長期に及ぶ地域づくりになる“復興”は、達成感があることも確かです。しかし、満たされない心もあります。なぜ満たされなくなるのでしょうか。
今回の勉強会では、3月21日には、復興プロセスを経験した被災者本人から学び、3月23日には、“復興”に関する数々の論文を書かれている学識経験者にご講演を頂きます。“復興”で悩まれている皆さま、一緒に振り返り、心の澱をとってみませんか?
3月23日のオンライン勉強会
「「復興」に関わる意義~復興に関わった人たちの苦闘への処方箋(講師:小林秀行氏(明治大学 情報コミュニケーション学部 准教授)」
は、↓でお申込みください。
https://peatix.com/event/3180587/
4月14日のオンライン勉強会
「熊本地震から6年 復興まちづくりは今 ~熊本地震から見えた“ほころび” 地域の可能性を考える~(講師:小多崇氏(熊本日日新聞社 東京支社編集部長兼論説委員)」
は、↓でお申込みください。
https://peatix.com/event/3188034/
【参考文献】
1.高台移転(2)合意形成/命優先 人口流出防げず - (河北新報2021年01月12日)
https://kahoku.news/articles/20210112khn000024.html
2.18時間の漂流から生還、林業で町の復興を 石巻市雄勝町で林業を営む阿部晃成さん(産経新聞2016年2月11日)
https://www.sankei.com/article/20160211-KVQMVOFJY5OU3P5GXMQN7GZCCU/
3.東日本大震災10年企画~“創造的復興”のカタチ 三陸の町のいま~(読売テレビニュース ウェークアップ 2021/04/13)
https://youtu.be/DEAcdjs6vX4
▲0:28~5:30辺りが、講師も取り上げられている雄勝町の様子です。
▼本オンライン勉強会のfacebookページ▼
https://www.facebook.com/events/1029569131306624
【主催・連絡先】
認定特定非営利活動法人 まち・コミュニケーション
メール:m-comi@bj.wakwak.com
〒 6 5 3 - 0 0 1 4 神戸市長田区御蔵通 5 - 2 1 1 - 4 みくら5 1 0 1
T e l : 0 7 8 - 5 7 8 - 1 1 0 0 F a x : 0 7 8 - 5 7 6 - 7 9 6 1