Category / フレイル
リハビリテーション職種は痛み、ADLなどの評価や介入は得意としますが、徐々に元気がなくなる虚弱状態に対しての対応をあまり得意としていないのが実情です 加齢的な影響を受ける症状を表現するものとして、フレイル・サルコペニアがあります。 しかしながら、これらの分野は近年、確立されたものであり、セラピストの養成校や実習でも学ぶことが少ないのが実情です。 また、フレイル・サルコペニアに対する評価やアプローチはセラピストのみならず、医療・介護に関わるさまざまな人たちが実施できるようになることで、より良い結果を導き出すことができます。 本動画では、高齢者の虚弱の主因となるフレイル・サルコペニアの基礎知識および評価や介入などについて包括的に学ぶことを目的としております。 高齢者のリハビリテーションに携わるセラピストや関係者の方にとって大変有意義な内容となっております。 内容 1)加齢による骨格筋量減少と筋力低下の特徴 2)サルコペニア・フレイルの基礎知識 3)サルコペニア・フレイルの評価 講師 井上拓也先生 在宅リハビリテーション&ケアスクール 講師 あずま整形外科リハビリテーションクリニック 理学療法士 3学会合同呼吸療法認定士 心臓リハビリテーション指導士 認定理学療法士(循環) サルコペニア・フレイル指導士 理学療法士免許を取得後、総合病院にて急性期や回復期、訪問リハビリテーションを含む生活期までを経験した。 その経験の中で、ほとんどの高齢者に至っては、内部障害の既往歴があり、あらゆる障害が重複している患者が多いことがわかった。そのような環境の中で経験を重ねることで、内部障害に興味を持つようになった。 3学会合同呼吸療法認定士や心臓リハビリテーション指導士等の資格を取得し、リスク管理や運動負荷量の設定を考慮しながら、日々の臨床において治療を行っている。 内部障害に対するリハビリテーションでは、生理学的な安全限界や有効限界を考えながら治療することが最も重要であると考え、リスク管理に重点をおいた運動療法を展開している。