医療や介護におけるADLの改善、生活の改善、低栄養の改善が、症状の改善や体力の維持、フレイルの予防に多職種連携が重要な要素であることは各方面から報告されています。
そのため、近年の診療報酬改定・介護報酬改定では多職種連携に重きを置いたものが多く、現場における多職種連携の機会は増えています。
しかし、多職種連携では形だけの連携も多く、申し送りをしただけ、書類を作っただけ、サービス担当者会議を実施しただけということも少なくありません。
多職種連携は容易なものではなく、実施する上で押さえておくポイントがあります。
今回の動画では実際に在宅の現場で、多職種連携を実践したリハビリテーションに取り組んでいる講師より多職種連携のポイントをご解説いただきます。
内容
1)多職種連携が出来ていなくて困ること
2)多職種連携の課題
3)多職種連携のポイント
4)多職種連携の成功・失敗事例
講師
波野優貴先生
理学療法士
福祉用具プランナー
シーティングコンサルタント
勤務先
◯SOMPOケア株式会社 教育研修部
◯大阪府立大学 非常勤講師
福祉用具論の一部を担当
理学療法士取得後、ケアミックス型の病院へ勤務し、急性期から生活期まで経験した。その際、ポジショニング、シーティングを中心に学び院内でチームを立ち上げた。
その経験を活かし、福祉用具業者に転職後、教育研修、製品開発に従事し、現在は、有料老人ホームを数多く運営する会社で、ホーム常駐ではなく、巡回という形で西日本全域を担当し利用者の方の生活改善に関わっている。