通所系サービス(通所介護・通所リハビリ)では利用者の残存機能を評価しADLや生活機能の向上を図ることが求められます。 利用者の残存機能の評価や目標の設定にもっとも重要なことは、リハビリテーションの視点に基づく「アセスメント」になります。 目標は「旅行に行きたい」「買い物に行きたい」「料理をしたい」「トイレを一人でしたい」など人それぞれです。 そのため、生活課題の改善には、多職種による心身機能・活動・参加の全体像に対してバランスよく評価することが必要と言えます。 本動画では、通所系サービスにおける生活支援の在り方と実際についてリハビリテーションや目標設定の視点より解説をしております。 利用者の個別性の理解、リハビリテーションの視点による生活支援などを学べる動画となっています。 内容 1)通所リハビリと通所介護に求められる役割と機能 2)リハビリ専門職に求められる役割 3)通所系サービスにおける多様なリハビリテーションの実践 講師 堀田一希先生 在宅リハビリテーション・ケアスクール登録講師 株式会社ハラケアシステム たでいけ至福の園 理学療法士 「介護施設をアミューズメントパークにする」というビジョンを掲げている介護施設にて、日々、効果あるリハビリテーションをいかに楽しく、利用者が能動的に行っていただけるかを考えながら臨床を行っている。
姿勢アライメントの評価は動作改善を主たる業務とするリハビリテーション職種にとって最重要項目と言ってもよいでしょう。 姿勢アライメントの変化は、筋活動、関節負荷だけではなく、上肢機能、下肢機能、呼吸機能、意識レベルに影響してきます。 本セミナーでは、リハビリテーション職種が姿勢アライメントを評価する上で必要となる基礎知識についてイラストを用いて解説をいたします。 講師 福山真樹先生 理学療法士 メディカルアナトミーイラストレーター リハビリテーション・ケアを描く臨床漫画家 医療関係専門イラストスタジオ福之画:代表
リハビリテーションの現場では人工呼吸器を装着している患者は増えています。 特に、在宅における人工呼吸器の利用も増えており、セラピストには人工呼吸器に対する知識も必要となっています。 近年の人工呼吸器はグラフィックモニタに接続されているため、モニター波形に対して苦手意識がセラピストが多くいます。 本動画では、人工呼吸器のグラフィックモニター波形についてわかりやすく解説し、臨床での評価についても解説をいたします。 講師 山本圭介先生 株式会社OneMoreShip ワンモア訪問看護リハビリセンター 理学療法士 NPO法人三方よし研究会 実行委員
脳卒中患者には、運動障害が上肢や下肢に生じる。 脳画像を評価に取り入れることにより機能的な予後や回復の可能性等を予測することが可能となります。 本動画では脳画像における脳解剖学的知識を解説し、いくつかの症例を提示して包括的に脳画像を理解できる構成になっています。 脳卒中患者の筋緊張、感覚、運動機能の評価に脳画像の評価を加えることでより客観的な予後予測が可能となり、より適切なアプローチが可能となります。 講師 高橋誠 作業療法士 ねりま健育会病院 脳科学・ハンドリング等に関する研究や実践に従事している
本動画では、老人保健施設のリハビリテーションの在り方と実際について実例を用いて解説いたします。 老人保健施設のリハビリテーションに悩んでいるセラピストや関係者の方は多いのではないでしょうか? 近年は、在宅復帰率や重症者受け入れなどの要件も求めらえるようになり、より老人保健施設のリハビリテーションは複雑化しています。 本動画より様々な諸問題を解決するためにどのような視点や取り組みが必要であるかを学ぶことができます。 特に老人保健施設のリハビリテーションを主導しなけれならないリハビリテーション職種にとっては大変有意義な内容となっています。 講師 深沢周 2012年 理学療法士免許 取得 2012年 回復期病院入職 2017年 フルリールむかわ入職 資格 認定理学療法士(脳卒中・地域)、地域ケア会議推進リーダー、介護予防推進リーダー、住環境コーディネーター2級
在宅療養患者や入院患者の半数以上は低栄養と報告されています。 低栄養の患者に運動療法を実施しても十分な効果は得られず、逆に、筋量の低下や全身状態の悪化を招きかねません。 廃用症候群、内科系疾患、独居の方も低栄養の可能性が高いと言われ、安易な運動療法の提供はリスクが伴います。 本動画では、リハビリ職種が知ってい置きたい栄養の重要性、栄養評価、サルコペニアについて学ぶことができます。 講師 井上拓也先生 あずま整形外科リハビリテーションクリニック 理学療法士 高度専門士 3学会合同呼吸療法認定士 心臓リハビリテーション指導士 認定理学療法士(循環) サルコペニア・フレイル指導士
現在、介護保険を用いたリハビリテーションでは「自立支援」が求められています。 自立支援への取り組みが基本報酬、加算報酬に反映されるだけでなく、利用者の家族、介護支援専門員などに対する評価を高め、その結果、事業所の利用者が増えると言う効果も期待できます。 しかし、本当の意味での自立支援とは何かを理解しているセラピストが少ないことも現状としてあります。 自立支援の基本的な考えを理解した上で、利用者のアセスメント・介入を進めることが重要となります。 本動画では、自立支援の考え方を示し、その上で、自立支援の成功事例・失敗事例について解説をしております。 在宅のリハビリテーションに携わる人にとっては最適な内容となっています。 講師 浅田健吾先生 株式会社colors of life 訪問看護ステーション彩 在宅リハビリテーション&ケアスクール 講師 平成21年に関西医療技術専門学校を卒業し、作業療法士の免許取得する。 回復期・維持期の病院勤務を経て、令和元年より訪問看護ステーション彩での勤務を開始する。 在宅におけるリハビリテーション業務に従事しながら、学会発表や同職種連携についての研究等も積極的に行っている。 大阪府作業療法士会では、地域局 中河内ブロック長や地域包括ケア委員を担当しており、東大阪市PT.OT.ST連絡協議会の理事も務めている。 平成30年からは、大阪府某市における自立支援型地域ケア会議に助言者として参加している。
排泄は、人間にとって必要不可欠なものであります。 そのため、排泄障害は、ご本人および介護者の負担となり著しくQOLの低下を招きます。 排泄の自立や負担軽減は在宅復帰や在宅生活継続の大きな阻害要因になることが多いため、リハビリ職種にとってはよく直面する課題です。 病院、介護、在宅における排泄障害への評価やアプローチには多職種連携も必要となります。 そのためには、排泄に関する基礎知識を知り、多職種との共通言語を学ぶ必要があります。 本動画では、排泄の基本知識を整理し、さらに自立に向けた支援について解説をいたします。 内容 1)排泄の基礎知識 2)排泄障害とは 3)排泄動作の評価とアプローチ 講師 波野優貴先生 理学療法士 福祉用具プランナー管理指導者 シーティングコンサルタント 勤務先 ◯SOMPOケア株式会社 教育研修部 ◯大阪府立大学 非常勤講師 福祉用具論の一部を担当
2021年度の介護報酬改定では、通所系サービスに入浴介助加算(Ⅱ)が新設されました。 入浴のアセスメント、問題点の抽出、課題解決へのアプローチを行ったことに対する評価が行われました。 また、医療機関からの在宅復帰では入浴の自立や介護負担の軽減などは大きな課題となります。 そのため、リハビリ職種にとって入浴動作の評価は重要なものと言えます。 入浴の自立や介護負担軽減を実現するためには入浴動作そのもの改善、環境面で改善の視点が必要となります。 本動画では、入浴の本質的な意味、入浴が身体に与える影響、入浴動作の工程評価等について詳細に解説をして頂きます。 1)入浴とは何か? 2)入浴動作の評価とアプローチ 3)入浴の支援と制度 講師 波野優貴先生 理学療法士 福祉用具プランナー管理指導者 シーティングコンサルタント 勤務先 ◯SOMPOケア株式会社 教育研修部 ◯大阪府立大学 非常勤講師 福祉用具論の一部を担当
近年、小児分野におけるリハビリテーションは拡大しており、セラピストにとって医療機関、在宅における小児への対応は必須と言える時代になってきました。 本動画では小児への支援やリハビリテーションに携わる方や小児分野に興味を持たれている方あるいは初心者にとっても必要な基礎知識を学ぶことができます。 脳性麻痺の特徴や各脳性麻痺のタイプのリハビリテーションをわかりやすく解説をしています。 また、家庭内でのケアや対応についても解説をしており、訪問リハビリなどにも活かせる内容となっています。 内容 1)脳性麻痺の基礎知識 2)脳性麻痺のリハビリテーション 3)家庭領域の在り方 講師 徳山義之 理学療法士 医療法人社団石鎚会 京都田辺中央病院 リハビリテーション部
本動画では上肢機能・体幹機能に焦点を絞った自主トレーニングについて解説をしております。 上肢機能は体幹機能との関係が強く、体幹機能の不全は上肢機能の低下につながります。 近年、在院日数の短縮、医療保険、介護保険利用期間の制限などが進んでおり、利用者の自らのセルフケア・セルフリハが求められています。 そのためには、適切な自主トレーニングの実施が必要となります。 本動画では、上肢機能・体幹機能に問題のある利用者に対する自主トレーニングについて、動作分析の観点に基づいて解説をしております。 講師 高木綾一先生 理学療法士 認定理学療法士(管理・運営) 三学会合同呼吸療法認定士 修士(学術/MA)(経営管理学/MBA) 国家資格キャリアコンサルタント 株式会社Work Shift代表取締役 関西医療大学 保健医療学部 客員准教授 現在、医療機関・介護事業所の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の臨床指導に当たっている。 また、全国各地でセミナー講師としても活動しており、動作分析・呼吸リハビリテーション・リハビリテーション技術に関するマネジメント・リハビリテーション部門マネジメントのセミナーを中心に行っている。
動作の改善の方法の一つに外部刺激を用いたものがあります。 セラピストの皆さんが、臨床において「イチ、二―、イチ、二―」と声をかけることや、床面に目印を配置することなどがあると思います。 このような工夫をすることで利用者の動作が改善することを経験しているセラピストは多いと思います。 しかし、これらの外部刺激による動作改善がなぜ生じるのか?について理論的に理解しているセラピストは少ないのではなないでしょうか? 本動画では 1)運動療法における外部刺激 2)外部刺激に対する運動時の神経機構 3)動作の改善に外部刺激を用いる際の考え方 について解説をしております。 本動画より外部刺激に動作改善のメカニズムや実践方法について学ぶことができます。 講師 高橋優基先生 理学療法士 保健医療学修士 神戸リハビリテーション専門学校 著書 1. Self Training Based on Motion Analysis -動作分析から考える自主トレーニング-(共著)編集工房ソシエタス, 2021 2. 脳卒中運動学(共著)運動と医学の出版社, 2021
本動画では以下の難病を支援するにあたり知っておきたい基本的な知識を整理して解説をいたします。 1.パーキンソン関連疾患 2.筋萎縮性側索硬化症 3.多発性硬化症 4.多系統萎縮症 5.脊髄小脳 変性症 難病支援と言っても病態や病期によって大きく評価や支援内容が異なります。 そのため、リハビリ職種が難病支援を実施するにあたっては「各難病の病態や病期進行に関する知識」を知っておくことが最重要となります。 本動画では 難病の病態 病期の進行 一般的な治療法 リハビリ職種の関わり について解説をしております。 講師 波野優貴先生 理学療法士 福祉用具プランナー管理指導者 シーティングコンサルタント 勤務先 ◯SOMPOケア株式会社 教育研修部 ◯大阪府立大学 非常勤講師 福祉用具論の一部を担当
リハビリ分野における自主トレーニングの重要性は高まっています。 疾患別リハビリの算定上限日数制限、要介護者や要支援者のアウトカム評価などが診療報酬改定や介護報酬改定で導入されています。 そのため、利用者に適切な自主トレーニングを処方し、高いリハビリ効果を出すことが必要となっています。 本動画では、下肢機能に焦点を絞り、下肢機能向上のための自主トレーニングについて解説をしています。 外来、入院、在宅を問わずに実践できる自主トレーニングについて学ぶことできます。 講師 高木綾一先生 理学療法士 認定理学療法士(管理・運営) 三学会合同呼吸療法認定士 修士(学術/MA)(経営管理学/MBA) 国家資格キャリアコンサルタント 株式会社Work Shift代表取締役 関西医療大学 保健医療学部 客員准教授 現在、医療機関・介護事業所の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の臨床指導に当たっている。 また、全国各地でセミナー講師としても活動しており、動作分析・呼吸リハビリテーション・リハビリテーション技術に関するマネジメント・リハビリテーション部門マネジメントのセミナーを中心に行っている。
本動画では 臨床におけるポジショニングの目的 ポジショニングの原理・原則 ポジショニングの実践に必要な基礎知識(介護ベッド、マットレス、ピロー等) について学ぶことができます。 重度者に対するリハビリテーションの機会が増加している昨今においてはポジショニングの重要性は高まっています。 本動画では波野優貴先生よりポジショニングの基礎知識についてわかりやすくご解説を頂きます。 講師 波野優貴先生 理学療法士 福祉用具プランナー管理指導者 シーティングコンサルタント 勤務先 ◯SOMPOケア株式会社 教育研修部 ◯大阪府立大学 非常勤講師 福祉用具論の一部を担当
リハビリテーション医療に関わる職種においては患者の筋緊張の亢進や低下の改善に難渋した経験を持つ方は多いのではないでしょうか。 筋緊張異常は脳血管障害だけではなく、運動器疾患でも良く発生する異常所見であり、痛みやADLを阻害する大きな要因となりやすいです。 従来より筋緊張の亢進や低下には様々なアプローチが行われてきましたが、エビデンスについては不明瞭なものが多くありました。 そこで、本動画では筋緊張の促通や抑制に関するエビデンスをご紹介し、状態に合わせた適切な運動療法や介入について解説をいたします。 講師 黒部正孝 理学療法士 医療法人研医会田辺中央病院 リハビリテーション科 関西医療大学大学院 保健医療学研究科 理学療法士として、主に整形外科疾患の患者のリハビリテーションを行っている。その中で整形外科疾患の患者も、神経学的な要因によって円滑な運動が妨げられることがあると考え、臨床場面で得られた疑問を基に研究活動を行っている。
薬剤について考える機会はリハビリ職種は少ないと思います。 しかし、薬剤は理学療法、作業療法、言語聴覚療法に大きな影響を与えます。 薬剤が効きすぎている、全く効いていない、副作用が出ているなどはバイタルサインやADLに悪影響を与えます。 離床などにおいては服薬している薬剤の薬効や副作用を事前に知っておくことが大切です。 薬剤の種類によっては低血圧などを誘発しやすいものもあります。 本動画ではリハビリ職種が知っておきたい薬剤の基礎知識について大変わかりやすくご解説をいただいております。 内容 1)薬剤の基礎知識 2)リハビリテーションと薬剤の関係性 3)代表的な症状と確認するべき薬剤 講師 波野優貴先生 理学療法士 福祉用具プランナー シーティングコンサルタント 勤務先 ◯SOMPOケア株式会社 教育研修部 ◯大阪府立大学 非常勤講師 福祉用具論の一部を担当 理学療法士取得後、ケアミックス型の病院へ勤務し、急性期から生活期まで経験した。その際、ポジショニング、シーティングを中心に学び院内でチームを立ち上げた。 その経験を活かし、福祉用具業者に転職後、教育研修、製品開発に従事し、現在は、有料老人ホームを数多く運営する会社で、ホーム常駐ではなく、巡回という形で西日本全域を担当し利用者の方の生活改善に関わっている。
訪問看護における自立支援・卒業は要支援/要介護度の重度化防止やQOL向上につながる大変重要な課題です。 多くの訪問看護では、看護師だけでなく、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の多職種が連携し訪問看護サービスを提供できる体制が整いつつあります。 近年の介護報酬改定の流れを考えると多職種による要支援・要介護度の悪化の予防・改善や「訪問看護の利用からの卒業」は訪問看護サービスの質として評価される可能性が高いと言えるでしょう。 特に、2021年度介護報酬改定において訪問看護からの軽度者向けサービスは自立支援・卒業の対応が求められるものとなりました。 本動画ではこれからの訪問看護の「自立支援・卒業」におけるケア・マネジメントについて解説いたします。 内容 1)なぜ、自立支援と卒業が必要なのか? 2)なぜ、生活期リハで依存が起こるのか? 2)自立支援と卒業に向けた評価と介入 講師 小池 隆二先生 株式会社OneMoreShip 代表取締役 在宅リハビリテーション&ケアスクール 講師 理学療法士 湖東地域医療介護連携ワーキング部会員 能登川地区医療福祉ネットワーク 企画・運営 株式会社OneMoreShip 代表取締役 理学療法士の資格を取得後、大阪市内の病院で整形外科や脳外科、心臓外科などの術前と術後のリハビリに従事し、その後フィールドを介護保険分野である老人保健施設や特別養護老人ホームに移す。入所の方へのリハビリと同時に訪問リハビリやデイケアのリハビリを経験し、生活期での理学療法士の役割を日々考えるようになる。その中で各地域の生活期リハビリの現状を知るために大阪・京都・滋賀でさまざまな地域リハビリテーションを経験する。 今までの経験を活かし、2015年に株式会社OneMoreShipを設立。 現在は滋賀県東近江市でワンモア訪問看護リハビリセンターという訪問看護ステーションを運営。日々訪問リハビリの現場で活動している。また、地域活動として、2016年度より湖東地域や事業所がある能登川地域の医療介護連携のメンバーにも選出され、地域での多職種連携にも尽力している。
本動画は多系統萎縮症のリハビリテーションに必要な病態生理についてまとめたものとなります。 多彩な症状を呈する多系統萎縮症に対応に難渋しているセラピストは多いのではないでしょうか? しかし、病態生理を理解することで何に着目して評価や治療を実施するべきかが明確になってきます。 講師は神経難病のリハビリテーションを研究している関西医療大学の福本 悠樹先生(理学療法士)です。 この動画を視聴していただくことは多系統萎縮症のリハビリテーションに大きなヒントが得られます。 講師 福本 悠樹先生 理学療法士 関西医療大学 保健医療学部 理学療法学科 助教 関西医療大学大学院 助教 関西医療大学附属診療所 リハビリテーション科 認定理学療法士(神経筋障害 / 脳卒中) 関西医療大学校友会 大学理学療法部会 総務委員 関西医療学園校友会 代議員 関西理学療法学会 評議員 関西理学療法学会 講師 (基礎理学療法) 日本基礎理学療法学会 学術誌部 部員 日本基礎理学療法学会 学術大会調整部 部員 日本基礎理学療法学会 若手ネットワーク推進部 部員 大阪府理学療法士会 南支部 代議員
医療や介護におけるADLの改善、生活の改善、低栄養の改善が、症状の改善や体力の維持、フレイルの予防に多職種連携が重要な要素であることは各方面から報告されています。 そのため、近年の診療報酬改定・介護報酬改定では多職種連携に重きを置いたものが多く、現場における多職種連携の機会は増えています。 しかし、多職種連携では形だけの連携も多く、申し送りをしただけ、書類を作っただけ、サービス担当者会議を実施しただけということも少なくありません。 多職種連携は容易なものではなく、実施する上で押さえておくポイントがあります。 今回の動画では実際に在宅の現場で、多職種連携を実践したリハビリテーションに取り組んでいる講師より多職種連携のポイントをご解説いただきます。 内容 1)多職種連携が出来ていなくて困ること 2)多職種連携の課題 3)多職種連携のポイント 4)多職種連携の成功・失敗事例 講師 波野優貴先生 理学療法士 福祉用具プランナー シーティングコンサルタント 勤務先 ◯SOMPOケア株式会社 教育研修部 ◯大阪府立大学 非常勤講師 福祉用具論の一部を担当 理学療法士取得後、ケアミックス型の病院へ勤務し、急性期から生活期まで経験した。その際、ポジショニング、シーティングを中心に学び院内でチームを立ち上げた。 その経験を活かし、福祉用具業者に転職後、教育研修、製品開発に従事し、現在は、有料老人ホームを数多く運営する会社で、ホーム常駐ではなく、巡回という形で西日本全域を担当し利用者の方の生活改善に関わっている。
脳卒中患者等の中枢神経疾患患者の予後やADLに影響を与える因子として痙縮があります。 そのため、多くのリハビリ職種は痙縮の評価と治療について興味や関心を抱いています。 また、患者様自身も痙縮により生じる症状を緩和したいと強く望んでいることがほとんどです。 痙縮を理解するためには神経生理学を深く学ぶ必要があります。 本動画では なぜ、痙縮は発生するのか? どのように痙縮を評価するのか? ストレッチングは痙縮に有効なのか? 他の関節の努力は痙縮にどのように影響するのか? などについて神経生理学の側面より学ぶことができます。 痙縮の病態を正しく把握し、適切な評価が可能になるためには「痙縮の正体」を学ぶ必要があります。 痙縮はストレッチング、マッサージ、投薬などによる治療法に興味が先行する傾向がありますが、「痙縮の正体」を神経生理学に把握することで根拠に基づいた治療を提供することが可能となります。 痙縮を理解したい方に最適の動画となっています。 講師 東藤真理奈先生 関西医療大学 保健医療学部 理学療法学科 助教 関西医療大学附属診療所 リハビリテーション科 理学療法士 関西理学療法学会 評議員/基礎理学療法 講師
リハビリ職種が行う運動療法は ①筋力トレーニング ②関節可動域練習 ③有酸素運動 となります。 しかし、有酸素運動に関しての知識や技術は筋力トレーニングや関節可動域練習に比べてあまり普及していない状況です。 有酸素運動は内部障害やスポーツリハビリの分野では重視されますが、運動器疾患、脳血管障害などでは軽視されているのが実情です。 そこで本動画では有酸素運動の臨床的な意義について解説をしております。 有酸素運動は果たしてリハビリテーションにおいてどのような意味や効果があるのでしょうか? 有酸素運動とは何か? 有酸素運動は体にどのような影響与えるのか? 有酸素運動の効果と意義 有酸素運動の注意点 などについて理解できる動画となっています。 講師 高木綾一先生 株式会社Work Shift 代表取締役 国家資格キャリアコンサルタント リハビリテーション部門コンサルタント 医療・介護コンサルタント 理学療法士 認定理学療法士(管理・運営) 呼吸療法認定士 修士(学術)(経営管理修士) 関西医療大学保健医療学部 客員准教授
認知症を有する患者や利用者は年々増加しています。 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が担当する患者、利用者においても軽度から重度の認知症の方が多くおられます。 心身機能、活動、参加の評価やアプローチを行っても認知症の症状や進行により、リハビリテーションが円滑に進まないことが多く散見します。 このような場合、認知症の症状緩和や進行の予防が重要となります。 本動画では認知症の病態理解、治療法、リハビリテーションの効果などについてわかりやすく解説をしております。 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が知っておくべき認知症の基礎知識が学べる動画です。 講師 株式会社colors of life 訪問看護ステーション彩/在宅リハビリテーション&ケアスクール 講師 浅田健吾先生 平成21年に関西医療技術専門学校を卒業し、作業療法士の免許取得する。 回復期・維持期の病院勤務を経て、令和元年より訪問看護ステーション彩での勤務を開始する。 在宅におけるリハビリテーション業務に従事しながら、学会発表や同職種連携についての研究等も積極的に行っている。 大阪府作業療法士会では、地域局 中河内ブロック長や地域包括ケア委員を担当しており、東大阪市PT.OT.ST連絡協議会の理事も務めている。 平成30年からは、大阪府某市における自立支援型地域ケア会議に助言者として参加している。
近年、訪問看護ステーションを開設し、起業するセラピストが増えてきました。 本動画では、訪問看護ステーションを開設するにあたり、知っておくべき事柄や準備しておくべき事柄についてご解説をして頂きます。 訪問看護ステーションは開設後に運営基準を満たせない、利用者が集まらないなどを理由に開設後1年以内に閉鎖に追い込まれる事例も少なくありません。 このような事例では、訪問看護ステーションの経営者や管理者の知識不足や準備不足が原因となることがほとんどです。 本動画では訪問看護ステーションの開設だけでなく、運営におけるポイントについてお話をいただいております。 訪問看護ステーションにご興味のあるセラピストに最適の動画コンテンツとなっております。 内容 1)訪問看護開設における運営基準にはどのようなものがあるのか? 2)訪問看護開設における行政手続きはどのようなことをしたのか? 3)訪問看護開設前に経営者が準備しなければならないことは何か? 4)看護師の集め方・工夫・苦労はどんなものがあるか? 講師 小池隆二先生 株式会社OneMoreShip 代表取締役/在宅リハビリテーション&ケアスクール 講師 理学療法士 湖東地域医療介護連携ワーキング部会員 能登川地区医療福祉ネットワーク 企画・運営 株式会社OneMoreShip 代表取締役 理学療法士の資格を取得後、大阪市内の病院で整形外科や脳外科、心臓外科などの術前と術後のリハビリに従事し、その後フィールドを介護保険分野である老人保健施設や特別養護老人ホームに移す。 入所の方へのリハビリと同時に訪問リハビリやデイケアのリハビリを経験し、生活期での理学療法士の役割を日々考えるようになる。その中で各地域の生活期リハビリの現状を知るために大阪・京都・滋賀でさまざまな地域リハビリテーションを経験する。 今までの経験を活かし、2015年に株式会社OneMoreShipを設立。現在は滋賀県東近江市でワンモア訪問看護リハビリセンターという訪問看護ステーションを運営。日々訪問リハビリの現場で活動している。 また、地域活動として、2016年度より湖東地域や事業所がある能登川地域の医療介護連携のメンバーにも選出され、地域での多職種連携にも尽力している。 実際に訪問型介護予防事業などで経験を積むことで得た地域での作法、最小限で最大効果を目指す住環境整備のポイントや具体例のご紹介と、技術論・実践論もお伝えいたします。
本動画では脳卒中の病態、急性期のリスク、リハビリテーションにおける留意点について解説しています。 脳卒中急性期の患者に対する対応に悩んだセラピストは多いのではないでしょうか? リスク管理について理解できていないので医師や看護師の指示に追従するのみ・・・ 急変を気にするあまり、離床の機会が少なくなっている・・ このような事態を避けるにはリスク管理の基礎を抑える必要があります。 脳卒中急性期は血圧、脳浮腫、頭蓋内圧亢進、意識レベルの変動などがあるため、リスク管理が重要となってきます。 また、リハビリテーションを進める上で、麻痺側上肢の痛みも大きな課題となり、その対応について知っておく必要があります。 本動画ではリハビリ職種が知っておきたい脳卒中急性期のリスク管理についてわかりやすく解説をしております。 講師 髙崎浩壽先生 理学療法士 認定理学療法士(脳卒中) 修士(保健医療学) 関西理学療法学会 評議員/基礎講師 過去、急性期病院で勤務し、脳神経外科や整形外科疾患患者を始め内部疾患や呼吸器疾患患者のリハビリテーションに携わってきた。現在は、これまでの経験を生かし当法人リハビリテーション部の後進の育成にも努めている。また、リハビリテーション治療として、運動観察をテーマとした研究活動も行っている。
廃用症候群の予防はリハビリテーションを進める上で、最重要の課題と言っても過言ではありません。 疾患の状態が良くても不動により廃用症候群が生じて、別の疾患を生じてしまい状態が悪化する症例は非常に多くおられます。 廃用症候群は多彩な症状を示すことから、その兆候を早期に把握することがリハビリ職種には求められます。 本動画では廃用症候群の定義、その予防方法、廃用症候群の具体的な種類などについて解説をしています。 廃用症候群はどのような患者でも生じる可能性があるため、多くのセラピストにとって必見の動画教材となっています。 講師 高木綾一先生 理学療法士 認定理学療法士(管理・運営) 三学会合同呼吸療法認定士 修士(学術/MA)(経営管理学/MBA) 国家資格キャリアコンサルタント 株式会社Work Shift代表取締役 関西医療大学 保健医療学部 客員准教授 現在、医療機関・介護事業所の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の臨床指導に当たっている。 また、全国各地でセミナー講師としても活動しており、動作分析・呼吸リハビリテーション・リハビリテーション技術に関するマネジメント・リハビリテーション部門マネジメントのセミナーを中心に行っている。
本動画では股関節の解剖学と運動学の特性を学び、運動療法や動作分析に活かせる臨床的な知見を学ぶことができます。 股関節の靭帯、筋肉の基本的な作用を理解することで評価や運動療法のヒントが見えてきます。 股関節は膝関節や骨盤との関係も密接であることから、筋の作用や靭帯の作用を通じて隣接関節との関係性も理解することが重要となります。 講師 黒部正孝先生 医療法人研医会田辺中央病院 リハビリテーション科 関西医療大学大学院 保健医療学研究科 理学療法士として、主に整形外科疾患の患者のリハビリテーションを行っている。その中で整形外科疾患の患者も、神経学的な要因によって円滑な運動が妨げられることがあると考え、臨床場面で得られた疑問を基に研究活動を行っている。
リハビリ職種の皆さんは臨床において患者様の血液データや薬剤の内容を十分に把握した上で、リハビリの介入が出来ていますでしょうか? 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の養成校や臨床実習では血液データや薬剤について詳細に学ぶ機会は少ないため、患者のリスク管理などで戸惑うことも多いのが実情です。 また、理学療法士・作業療法士養成校のカリキュラムの改定では、検査データや薬剤に関する内容が追加されています。 高齢者が増加するリハビリテーションの現場では、内科系疾患を重複して持つ患者が多いため、血液データや薬剤の知識を用いたクリニカルリーズニングが重要となります。 そこで本動画では「リハビリに役立つ検査値の捉え方と薬剤知識」についてわかりやすくご解説をいたします。 講師 竹中 孝博先生 平成医療短期大学 准教授 作業療法士 博士(保健学) 専門分野 運動器作業療法 神経生理学 慢性期片麻痺患者に対する運動イメージ介入
高齢者の増加、重度者の在宅復帰、在宅療養が増加する現代では嚥下リハビリの必要性が高まっています。 そのため、PT・OT・ST等の職種関係なく嚥下リハビリの関りが求められる場面が増えています。 近年、嚥下機能の評価や治療では呼吸機能への介入が入目されている。 呼吸機能の改善なくして嚥下機能の改善なしと言っても過言ではない。 本動画では、嚥下リハビリを進めるにあたり、理解しておくべき呼吸機能について解説をしている。 嚥下リハビリや呼吸リハビリの知識を高めたい方 呼吸不全により嚥下障害の関係性を学びたい方 に最適の内容となっております。 講師 高木綾一氏 理学療法士 認定理学療法士(管理・運営) 三学会合同呼吸療法認定士 修士(学術/MA)(経営管理学/MBA) 国家資格キャリアコンサルタント 株式会社Work Shift代表取締役 関西医療大学 保健医療学部 客員准教授 現在、医療機関・介護事業所の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の臨床指導に当たっている。 また、全国各地でセミナー講師としても活動しており、動作分析・呼吸リハビリテーション・リハビリテーション技術に関するマネジメント・リハビリテーション部門マネジメントのセミナーを中心に行っている。
パーキンソン病には様々な病態が出現します。 筋強剛 無動 安静時振戦 姿勢反射障害 などが代表的な病態である。 臨床ではこれらの病態に対してリハビリ職種は何が提供できるか?が常に問題となってきます。 しかし、実際にリハビリ職種は薬の投与や外科的な対応はすることは出来ません。 リハビリ職種が提供できるのは末梢の骨格筋に対する介入となります。 本動画ではパーキンソン病の方に対してリハビリ職種がどのように介入するべきかについてパーキンソン病の病態、評価を踏まえて解説をしております。 講師 福本 悠樹先生 関西医療大学 保健医療学部 理学療法学科 助教 関西医療大学大学院 助教 関西医療大学附属診療所 リハビリテーション科 理学療法士 認定理学療法士 神経筋障害・脳卒中 関西医療大学校友会 理学療法部会 総務 代議員 関西理学療法学会 評議員 基礎理学療法 講師 日本基礎理学療法学会 企画部会部員(若手研究推進委員会) 大阪府理学療法士会 南支部 代議員